熊本県南阿蘇村にある
「免の石」に登ってきました。
「免の石」は南阿蘇の外輪山中腹にある奇石。崩落した石が偶然にも岸壁に挟まれ、宙に浮いたようになっている。その光景が美しく、またパワースポットとしても最近注目されている。
トレッキングをするにはまず観光案内所で申込みして専属案内人を付けないとできない。料金は2時間コースで2000円。3時間コース(3000円)もある。入山はゲートのあるここから。案内所から徒歩で約15分の所だ。
最初は舗装された比較的になだらかな坂道が5分ほど続く。
だが舗装道が終わると途端に険しい道無き道が始まる。
沢沿いに登っていくと、途中に樹齢200年以上のカエデの木があった。
登るにつれ道は益々険しくなり、ロープやチェーンを掴んで急坂をなんとか皆よじ登っていく。
約1時間、13名のパーティ全員が無事到着することができた。「免の石」は、そもそもこの石は
『龍が産み落とした卵』、いわゆるドラゴンボールであり、いつの頃からか『娩の石』が「免の石」と呼ばれるようになったという云われがあるそうだ。そして最近までこの祠に棲む白蛇を見ることができた、とガイドさんは話す。
パワーをじっくり頂いたので、下で待つ別のパーティと交代するため仮設梯子を慎重に降り、南阿蘇村を一望する簡易展望台に移動して記念撮影。
下山も当然の事ながら悪戦苦闘しつつも何とかバス待機場所まで降りついた。
帰りに垂玉温泉「山口旅館」と地獄温泉「清風荘」で紅葉を眺めながらゆっくり浸かり疲れを癒してから帰路につく。
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