秋の風情を楽しもうと、九州オルレ奥豊後コースを歩いてきました。
「オルレ」とは、韓国済州島の言葉で「狭い露地」という意味らしく、
ウォーキングしながら自分のペースで自然を身近に楽しめるのが魅力。
九州オルレは「済州オルレ」の姉妹版で、奥豊後コースは九州にある3つのコースのひとつ。
豊後大野市から竹田市に至る約12㎞のコースである。
JR 豊肥線の無人駅、朝地駅がスタートになる。
構内にはこのような案内板が貼られてある。
駅舎内にある観光案内所で丁寧に説明を受けたのち午前10時出発。
駅前にあるスタートの表示マーク。
初トライなので緊張感とワクワク感いっぱいで、いざ出発!
舗装された道を15分ほど登り降りしていると、道沿いに案山子が歓迎の出迎え。
リアルでユーモラスな仕上がり。素晴しい!
10時20分、今回の目当て
『用作(ゆうじゃく)公園』 に到着した。
ここは江戸時代「岡藩」の筆頭家老に下賜された別荘跡で、
500本以上のカエデやモミジがある紅葉狩りの名所となっている。
用作公園で20分ほど秋の風景を楽しみ、オルレコースに戻ると
いよいよ本格的な里山の畦道に入った。
こんな所を歩いてると、悪友達と野山を駆け回った幼少の頃を思い出す。
11時40分、岡藩の旧城下町挟田地区に入った。
滝廉太郎作曲
「荒城の月」のモデルと云われる岡城祉まであと少し。
12時10分、岡城祉本丸跡地に無事到着。
本丸跡から景色を眺めながら「用作公園」で買った巻き寿司といなり寿司で昼食を取る。
ここも今まさに紅葉の見頃であった。
岡城祉には大勢の観光客が訪れており、駐車場付近に出店の
臨時土産品店はたいへん混雑していた。
岡城祉でゆっくり紅葉狩りを楽しんだのち大手門を下って「廣瀬神社」に到着。
ここは日露戦争で名誉の戦死をとげた軍神廣瀬武夫中佐の御霊を祀る神社だ。
石段には明日から始まる竹田市のイベント
「竹楽」の竹灯籠がすでに並べられていた。
武家屋敷跡にも並ぶ。3日間好天であることを祈りたい。
13時17分、竹田駅前にあるゴールに到着した。
所要時間 3時間17分。
充実感と疲労感の混在する奥豊後オルレコースの制覇であった。
帰りに竹田温泉「花水月」で入浴しようと寄ったがあいにく休館日。
岡城跡料金所で貰った巻物と
朝地観光案内所で貰ったオルレガイドマップ(普光寺磨崖仏飴5個)が
今回の土産品となる。
[2回]
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