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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   

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三つ川クリスタル温泉

大分市にある「クリスタル温泉」で入浴しました。





場所はJR大分駅から車で10分、明野行きの路線バスが駅前から頻繁に運行していて

交通アクセスも良い。

外観はさほど魅力を感じないが、温泉にはが有ります。僕のお気に入りの一つである。





入口に掲げられた「源泉掛け流し天然温泉」の表示板にワクワクし浴場のある2階へ上がる。





久しぶりの訪問だったので成分分析表を眺めて確認していたら初来場者と思ってか、

女性支配人が近寄ってきて懇切丁寧に説明してくれた。

日頃から存在感が薄い僕なので当然なんだが、気配りや情熱が会話の中に感じ取られ、

こういう方の存在が施設のクォリティを高めているのだと思ったわけで、まさに爪垢事でした。


さて、それでは暖簾をくぐって良泉を頂戴することにします。





4つに仕切られた湯船。熱湯ねころび湯電気風呂水風呂に分かれいる。





泉質はナトリウム―塩化物泉。泉温48.6℃の源泉掛け流しである。

手前が地下水風呂、奥がねころび湯。




やや緑色した湯は周辺の湯屋に多い甘い腐葉臭漂うモール泉である。

檜の一枚板が浴槽を仕切っており、左側があつ湯で右側がねころび湯。




湯質は少しトロトロ感のある滑らかな湯で、保温効果も強い。

湯口はあつ湯の湯底にあり、オーバーフローの量からみて注入量も多いと思われる。




水風呂の横にある電気風呂は故障しているみたいで、明日修理が終わると表示されていた……が、

浸かっていると通常では味わえない微弱なピリピリを時折感じたので結構楽しめた。





水風呂と寝湯を何回往復しただろうか、たまらん!何も言えねぇ!

と思えるくらい久々の快楽交互浴を頂きました。





浴場内には「SGE」といわれる天然鉱石を使用した低温サウナがある。

モール泉をじっくり楽しみたかったので今回は利用しなかったが。

本当の予定は、妻のリクエストで大分市美術館で開催されている前衛芸術家『草間 弥生』の作品展を

鑑賞するつもりで行ってみると「休館日」の張り紙が!

しかたなく妻を近くのデパートまで送り、洗面具も持たずここへ来た次第。

但し、僕にとっては有意義な時間を過ごせたから吉日だといえよう。





【クリスタル温泉】情報


 住 所 : 大分県大分市北下郡1699

 電 話 : 097-552-2070

 時 間 : 11:00~0:00

 休 み : 無休

 料 金 : 大人300円  小人120円   幼児60円

       家族風呂(5室)   1000円/45分   1300円/1H











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寒の地獄温泉

飯田高原の「寒の地獄温泉」で入浴しました。長者原でのトレッキングを終え、筋肉疲労の解消に効果抜群のここを訪れた次第である。受付で入浴1時間コースをお願いする。「水着は持ってますか」と尋ねられ、慌てて車まで取りに戻る。もちろんレンタル水着が男女ともに用意されているので立ち寄りでも心配無用。浴場にはおよそ12名ずつ位が浸かれる湯船が2槽ある。泉質は単純硫黄冷鉱泉。PH値4.6の弱酸性で、湧出量は毎分2160ℓと豊富。無色透明で浴槽には沈殿物は見受けられない、というのも湧出量が多いため滞留がなく、常に湯が新鮮であるためだろう。浴場には温泉気分をそそる硫黄臭が程よく漂っている。湯船と同じ冷泉の「かかり湯」? それとも「飲泉場」? それとも「上がり湯」兼用だろうとも思える湯場もある。この日、男女合せて20名の入湯者があり、テレビ番組の取材も入っていて混雑していた。しかしここの冷泉、泉温13℃とまさに地獄の入浴。あまりの冷たさで肌が痛い!行動を共にしてくれた2人のトレッキング師匠も悪戦苦闘していたが、彼らは徐々に浸かる時間を延ばしていた。僕は何度チャレンジしてもまったく浸かれなかったが、身体も徐々に慣れてきたのだろう、目標の3分入湯を何とか根性で3セットする事ができた。但し、不慣れな為に最短入浴時間コース(1H)でも今回僕はかなりの時をもて余す事となってしまったのだ。しかし、大型ストーブの入った暖まり部屋もあるので、冷泉とここを有効に使えば、もっとゆっくり健康的な温泉療法も可能だったろう。秋の紅葉時期にまたトレッキングすることになったので、師匠等とともに次回はゆっくりと地獄を堪能させていただこう。

ここで入浴したお陰で、脚の痙攣はそれから起こらず、筋肉痛も驚くほど軽減され効果に大満足した。


【寒の地獄温泉】情報 住 所 : 大分県玖珠郡九重町田野257 電 話 : 0973-79-2124 時 間 : 9:00~16:00  休 み : 水曜日 料 金 : 大人 1時間500円  2時間1000円  半日1500円  一日2000円        小人   〃 300円       貸切風呂 1800円(50分) 宿 泊 :1泊2食 12750円~

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久住「法華院温泉」

 くじゅう「法華院温泉」で入浴しました。





朝6時に友人2名と長者原ビジターセンターでおち合い、九州自然歩道から雨ヶ池~坊ガツルを

通るルートを使って到着した。片道歩行距離7.4㎞  所要時間2時間20分、大自然を大いに

満喫しながらのスローペーストレッキングであった。





 タデ原湿原と険しい山道で出会った美しい樹海のトンネル


 


くじゅう坊ガツル湿原。タデ原湿原と合せて「ラムサール湿原」登録を受けている。


 


湿原では多くの家族連れ、愛好家と山の挨拶を交わす。ここで、“おはようございます” と

“こんにちは” の区分け時間は、山岳ではいつ頃?なのかと3人は悩んでしまったのである。

結論として、知らん顔せず笑顔で挨拶すれば良かろうということで納得。

トレッカーの中には3~5歳位の子供から70歳後半の人もいて、裾野の広さに感心した。

ひょっとしたらこの僕もヨチヨチトレッカーとして仲間入りすることも有り得る事でしたが…

悲惨な現実を体験しなければそんな気にもなってただろうに。






九州では一番高いところにある標高1303mの温泉。山荘入口で感じの良いご婦人にスナップ

写真を撮ってもらった。  そのあとビールで互いを労う。  旨い!





受付で日帰り入浴をお願いすると、まだ湯が溜まりきっていないとの事。

それではと、手作りカレーを注文し空腹を満たすことにした。周囲の景色を福神漬けにしようと

山荘の野外ベンチに腰掛け食してみると、期待以上に超極のあるスパイシーカレー。

炊きたてのくじゅう米も新米のような粘りがあり3人共大感激。

絶景の付き合せなどまったく必要ない旨さであった。

ホンダ★師匠によると牛丼も絶品とのこと。





食事を終え再度受付で入浴をお願いし、浴場に向かう。

ここは「日本秘湯を守る会」の認定施設でもある。

逸る気持ちを抑えきれず、汗だくの衣服を脱衣籠に押し込み浴場へ突入した。





手入れが行き届いた浴場。湯船は7~8名が浸かれる広さがある。湯船の湯はまだ完全には

溜まってなかったが、幸運にも今日の一番湯を頂くことになった。





泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩泉。   旧称 : 土類ー石膏泉

硫化水素臭の漂う温泉らしい温泉だ。

湯中には白色の湯の花が乱舞していて気分を高揚させてくれる。源泉掛け流しの湯で泉温43.2℃

と適温で、加水・加温もない新鮮な温泉をじっくり味わうことができた。





また、横にはオープンテラスが併設されていて、吹き抜ける「坊ガツル湿原」からの心地好い風が

火照った身体を優しく冷ましてくれる。


ここは2時間以上歩かないと辿り着けないまさに秘湯の中の秘湯

だから僕にとっては憧れの温泉のひとつであったので、今は桃源郷に着いたような気分!


師匠達のおかげで、未踏湯だった法華院温泉で無事入湯することができた。

この日の事はたぶん忘れることがないだろうなと思えるくらいの充実日であった。




【法華院温泉】情報  


 住 所 : 大分県竹田市久住町法華院  

 電 話 : 090-4980-2810  

 時 間 : 10:00~21:30  

 料 金 : 大人500円   

 食堂 売店 宿泊施設有り






帰りは諏蛾守越えルートで下山。

現在体重90キロの中年親父が無謀にも初めてのトレッキング挑戦。前半はなんとか歩きとおしたが、

日頃から運動不足とあって後半は強烈な脚の痙攣に何度も襲われてしまいギブアップ状態。

途中から断念などできるはずもないので、頻繁に休憩を取らせてもらいながら降りたため、予定時間

をかなり超過してしまった。そんなことで師匠達にも大変迷惑をかけてしまった。

ホンダ☆師匠、テルマ師匠、苦労をかけましたね。老体に鞭打ち頑張ったつもりなんですが…


もっと身体を鍛えねば!



最後に風景美のお裾分け。



早朝5時半頃の日の出前、瀬の本高原を覆う雲海





「北千里浜」と称される広大な乾いた平地。法華院温泉から北側の急勾配道を200メートル以上登ること40分、

ようやく諏蛾守を越えると今度はゴロゴロした不安定な石が重なる下り道を20分ほど進むとこの絶景

を拝める。







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城山観光ホテル「さつま乃湯」

城山観光ホテル「さつま乃湯」で入浴しました。JR鹿児島中央駅から無料シャトルバスに乗ること10分、市内で最も格式高いホテル城山観光ホテルに到着した。早速「さつま乃湯」の入口にある受付で入浴料2400円を支払い浴場内に入ると、豪華な内湯が出迎えてくれた。泉質は炭酸水素塩泉。肌触りが柔らかな無色透明、無臭の温泉である。洗い場の備品も充実している。檜の湯桶に檜の椅子、アメニティも上質だった。ここが展望露天風呂。雄大な活火山「桜島」が一望できるロケーション抜群の露天風呂なのだ。この時の桜島は傘雲で全景が見えなかったが、湯に浸かりながら雄大に広がる錦江湾、桜島、鹿児島市街を眺めていると、幼少時代にフェリーで渡ってよく釣りを楽しんだ思い出や祖母、伯父、伯母のことが何故か脳裏に浮かび、年甲斐もなくセンチメンタルになってしまったのである。【城山観光ホテル「さつま乃湯」】情報 住  所  :  鹿児島県鹿児島市新照院町41-1 電  話  :  099-224-2211 時  間  :  5:00~23:30 料  金  :  大人2400円   小人1200円  ※JAFカード持参で半額        

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城山長寿館

鹿児島温泉「長寿館」で入浴しました。





JR鹿児島中央駅から車で10分位、西郷隆盛氏が自決したとされる洞窟の正面にある温泉施設。

館内写真は入浴客が多かったので撮れなかったが、脱衣場や浴場内は昔ながらの共同浴場の

雰囲気がプンプン漂う。

泉質は炭酸水素塩泉。塩味のある無色透明な湯で肌触りが柔らかなツルツル感が残る温泉である。

2つの浴槽と打たせ湯。掛け流しで注入量も多い。サウナも完備されている。





印象に残ったことは、ゆっくり寛げることができなかったのが残念だったことと(入浴客が多かったうえ、

常連客が常連オーラ?を放っていた)、受付の若い女性が薩摩美人で応対がすごく良かったこと。



【城山長寿館】情報


 住  所  :  鹿児島県鹿児島市城山町20-1

 電  話  :  099-225-1812

 時  間  :  10:00~22:00

 休  み  :

 料  金  :  大人390円   小人150円    幼児80円




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takeさん
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職業:
嘱託職員
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自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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