御前湯で
『ドイツのクリスマス』 を紹介しました。
直入町とドイツのバード・クロツィンゲン市が友好姉妹都市関係を結んで
来年25周年を迎えるにあたり、ドイツの文化やライフスタイルを市民の方に
少しでも知って頂ければと、先月末から25日まで実施。
ツリーは竹田市在住のカリンさんと国際交流員で竹田市職員のクラウディアさんに
本物の樅の木に、ドイツのオーナメントだけを使い、ドイツ風の飾りつけをして頂いた。
日本のツリーと大きく違うのは、華やかなLEDや点滅イルミネーションなど一切なく、
到ってシンプルで暖かな雰囲気を大事にした飾り付けであるところ。
ドイツのクリスマスイベントグッズも展示した。
【アドベントカレンダー(販売物)】 【アドベントカレンダー(手作り)】
ドイツでは、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむために
アドベント(待降節)カレンダーというものがあって、どこの家庭にも用意されます。順番どおりではない数字の窓やポケット を1,2,3‥と1日1つずつ開けていくと、絵、お菓子、おもちゃなどが出てくる。
そして24の数字のところには、
サンタからのプレゼントが!
伝統的な工芸品『煙出し人形』。木製で中に線香を入れて炊くと煙が人形の口から
出てきて、部屋中にいい香りが漂う。
今回のイベントのためにと、ドイツの
『メンデルスゾーン財団』 から寄贈された貴重な物です。
【木製の天使燭台】 【アドベントクランツ】
アドベントクランツのクランツとは『冠』の意味で、リースに4本のキャンドルを立てた
ものです。クリスマスの4回前の日曜日から1本目のキャンドルに灯がともされ、
第2アドベント、第3、第4と灯をともしていき、クリスマスを待ち望むそうだ。
クリスマスを待ちわびる子供達がおやつとして食べるよう親がお菓子を入れるときに使う
紙製のお皿とナプキン。家の中のクリスマスツリーの前に飾る。
ドイツの歴史や文化、日本とのおもしろ比較などをパンフレットや資料で紹介。
20日(木)には、町内の保育園児、幼稚園児を招待し、まずカリンさんにドイツの文化や歴史を判り易く
説明して頂いた。園児たちは興味津々で、質問タイムでは先生の制止が効かないほどでした。
オーナメントの飾りつけ体験やサンタからのプレゼント、カリンさん手作りのパンやケーキ、ジャムを
食べたりとほんとうに楽しい交流ができました。
明日(24日)のクルスマスイブには来館の子供さんにお菓子のプレゼント、ドイツでこの時期
好んで飲まれる『ホットワイン』を皆さんに振舞いたします。
来年は、友好25周年と御前湯オープン15周年です。
記念のイベントとして開催の準備を整え、
皆様を是非お迎えできたらと考えています。
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