長崎県島原市・南島原市で食べたグルメの紹介 昼食は島原の郷土料理
「具雑煮」(ぐぞうに)。 具雑煮は「島原の乱」の時、天草四郎が3ヶ月間篭城した際に
海や山の食材を大鍋に混ぜ込んで煮込み、
城を守る兵士達に食べさせたのが始まりと言われているそうだ。
道の駅
『みずなし本陣ふかえ』 で頂く。
具雑煮 アナゴそうめん の単品(895円)を注文。
小鉢は島原豆腐。
焼き穴子に白菜、人参、椎茸、しめじ、ごぼう、蒲鉾、れんこんなどの具材。
出汁は昆布、かつお、鶏がらをベースにした醤油味。
沸騰し始めたら、湯掻いた島原手延べそうめんを鍋の中に入れて食する。
美味い! 上品な出汁の中にしっかりと具材の旨味が染み込んでいる。
食べていると、どこか懐かしさが‥‥
田舎の母が作った正月の雑煮がこんな味だったような気がした。
けっこうなボリュームだったので、セットもあったが単品で正解だった。
【道の駅から観える普賢岳】
昼食のあと、この施設にある『土石流被災家屋保存公園』を見学する。
雲仙普賢岳大火砕流の時の貴重な資料館が併設されている。
あんな遠くの山からこんな所まで被害がおよぶとは!
この悲惨な状態を目の当たりにして、
テレビで見たあの衝撃的な映像を思い出し
身震いした。
すでに22年もの歳月が経過していたなんて‥‥
《道の駅「みずなし本陣ふかえ」》情報
場所 : 長崎県南島原市深江町丁6077
電話 : 0957-72-7222
営業 : 10:30~16:00(レストラン万福亭)
宿泊先はホテル南風楼。
100年を越える老舗の宿で、格式高い雰囲気がある。
もちろん接客もすばらしい!
夕食は、いろんなコースの中から
懐石料理 をチョイス。
先付け : ピーナッツ豆腐、生湯葉、山桃、蒸栗、手長海老
酢の物 : ふぐテッサ
小 鉢 : 馬鈴薯万頭のきのこあん
陶 板 : 長崎和牛、松茸
鍋 物 : ホタテ、タラバガニ、真魚雪、島原黒胡麻うどん(六兵衛)
ご 飯 : 松茸釜ごはん
【後出し】
御造り : 有明海の旬活魚5点盛、
吸い物 : 松茸土瓶蒸、
デザート : 白桃ゼリーに梨コンポートマンゴーシロップ添え、百合根茶巾
計 9品
おいしい地酒がグイグイすすむ。
午後9時を過ぎ、明日の余力を残す為お開き。
美味しく頂きました! 《ホテル南風楼》情報
場所 : 長崎県島原市弁天町2-7331-1
電話 : 0957-62-5111
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