温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに 以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。
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赤川温泉「赤川荘」 で入浴しました。
JR豊肥線豊後竹田駅から車で30分、久住瀬の本方面に進むと
道沿いにあるこの看板を進入する。
木々で囲まれた雑木林を進んで行くと登山者用と併設された利用者駐車場があり、
そこから先は進入禁止になっているので、約20mほど歩いて向う。
ここが赤川荘。ペンションのような落ち着ける雰囲気がある。2月末まで冬季休業
されていたので今年最初の入湯訪問である。
敷地内には飲泉場と水汲み場がある。久住山伏流水の流れ清流赤川が眼下に見える。
雄飛の滝の眺めが美しい名物露天風呂。
こちらは内風呂。手前は冷鉱泉で奥が加温した39度~40度の熱湯。
両方で15名くらい浸かれる広さがある。お湯は源泉を一切薄めず使用。
泉質は 含二酸化炭素・硫黄ーカルシウムー硫酸塩冷鉱泉(硫化水素型)
源泉温度23.3度 PH値5.22 湧出量45.5㎎/分 (低張性・弱酸性・冷鉱泉)
+イオン Ca:317.5 Na:42.3 K:10.1 Mg:39.6
-イオン SO4:958.8 HSO4:148.7 Cl:10.0
溶存ガス 遊離二酸化炭素(CO2)2395.9㎎
浴用では、高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、慢性皮膚病などに効果が期待される
飲用では、糖尿病、痛風、便秘などに効果が期待される
ゆで卵の腐ったような硫黄臭がするのでもっとも温泉らしい泉質。カルシウムと硫黄が融合した
湯の華が浮遊し、適度な硬さの湯質はアトピーや肌荒れに効果がある。冷鉱泉の方にじっくり
浸かっていると泡付きも見られたので驚きである。
コバルトブルーの幻想的うつくしい色。 これを見るだけで心が癒されてくる。
京都から温泉旅を続けておられる60代の男性が、昨晩熊本の地獄温泉で入湯し、本日大分の
長湯温泉に泊る途中に立寄ったそうだが、湯質と雰囲気にとても感動しておられた。僕も温泉巡り
をしていると話すと、『まっとうな温泉』という冊子を買ったら楽しみが増えますよと教えてくれた。
早速ネットで調べたら実に面白い。冊子の利用者も多いようで、明日書店に取り寄せをお願いする
ことにした。
今日も自然に囲まれた久住の秘湯を頂戴しました!
《赤川温泉「赤川荘」》情報
住所 : 大分県竹田市久住町赤川4008-1
電話 : 0974-76-0081
営業 : 9:00~19:00
休み : 第2水曜日
料金 : 大人500円 小人300円
宿泊 : 1泊2食 7900円~
駐車場あり 浴場男女日替制 石鹸類あり コインロッカーあり