佐賀県唐津市の
鏡山温泉「美人の湯」で入浴しました。
知り合いから唐津に
「おさかな村」というのがあって、
そこで新鮮な海の幸が食べられるから行ってみたらと
たびたび言われていたので今回博多から足を伸ばして訪れてみた。
「美人の湯」はその食事前に一汗流そうと訪れた日帰りの温泉施設。
国道202号線バイパス沿いにあり、「おさかな村」から徒歩15分の距離。
茶屋らしい白壁と木材をふんだんに使ったぬくもり感のある内装。
売店、無料休憩室、新鮮な魚介類が堪能できる人気の食事処もあるが
今回は入浴だけの目的なので早々浴場に向かう。
内湯の大浴場。
12名位が浸かれる広さで、湯口付近にジェット機能、中央手前にジャグジーがある。
湯温は39度とゆったりと長湯できる温度。湯縁には茶褐色の温泉成分が付着している。
内湯にはもうひとつ5人くらいが浸かれる40度の浴槽。泉質は大浴場と変わらず。
1/4カットの木樽が特徴的だ。内湯には他に乾燥サウナもある。
次は露天風呂。手前が水風呂で、中央に樽風呂、奥に岩で囲われた露天風呂がある。
泉質は単純温泉 (抵張性・中性・低温泉)
源泉温度25.8℃ 湧出量200㍑ PH値5.9 *ネット参照
泉質に 含弱放射能 ・ 含鉄 ・ 炭酸水素 と表記されていたが
肝心の陽・陰イオン、放射線量の温泉法並びに鉱泉分析法指針による規定に
該当する分析記述が見当たらず
「温泉分析書マスター」の資格を発揮できなかったのが残念。
掘削1600mから湧き立つ地球からの貴重な恵みはやや緑褐色の濁りがある。
加温と循環はしているものの、塩素剤使用はまったく気にならない。
逆に、浴場の機能や衛生管理、職員の接客態度の良さは大いに評価できる施設だ。
あわよくば、日本三大松原の
「虹の松原」がすぐ目の前にあるのに
企業看板しか見えない露天の眺望がなんとかなればなと思った。
※ 女性側の露天からは見えるのかもしれないが
【鏡山温泉「美人の湯」】情報
住 所 : 佐賀県唐津市鏡4733
電 話 : 0955-70-6333
時 間 : 平日10:00~21:00 土日祝10:00~22:00
休 み : 第3木曜日(祭日は営業)
料 金 : 大人600円 小人300円 17:00以降 大人500円 小人250円
こちらがマリンセンター
「おさかな村」の外観と内部
新鮮な海産物が見る見るうちに売れていく。
売り子のマイクパフォーマンスもユニークで上手い。
生鮮品から、干物、冷凍物もあり地方発送もしてくれるので遠来客が多い。
他にも佐賀の特産品や土産品も豊富にそろっている。
2階の食事処
「大漁亭」で一番人気の
「おさかな村丼」を頂く。
ぷりぷり鮮度の刺身と名物「いかしゅうまい」、茶碗蒸しが付いたお得なセット。
1575円のセットメニューから社員さんに勧められ吸物をアサリ汁に変更(210円?UP)した。
わざわざ大分の山奥から出向いた甲斐があったぜ!
最初に数切れの刺身をビールの肴に食し、そのあとはしろ飯が盛られた丼の上に
残りの刺身と薬味をのせ、丼用タレをかけると絶品の海鮮丼となった。
いかしゅうまい、魚身の入った茶碗蒸しも申し分なし!
久々の海の幸に大満足の遅めの昼食だった。
食後は虹の松原まで歩く。
徒歩10分の距離である。
案内板によると、「虹の松原」の名前の由来は
松原の長さが8km(2里)だったから「二里の松原」→「虹の松原」となったそうだ。
白砂の海岸にでると、手前に唐津湾、奥に玄界灘が広がるオーシャンビュー。
秋空とのコントラストが抜群の景色であった。
その海岸に打ち上がるまだ食べれそうな無数の蛸。
3~4m間隔で横たわっている。
学術名は判らないが、今の時期よくみられるそうだ。
おそらく無事子孫を託し終えた末路の姿ではなかろうか。
唐津くんち秋季例大祭が11月にあるので
2ヵ月後が楽しみだ。
[2回]
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