山香温泉 「山香温泉センター」 で入浴。
「山香温泉センター」は、杵築市が運営する公共浴場。場所はJR日豊本線中山香駅から車で2分。
国道10号線沿いの半感応式信号機のところの案内看板に従って入ると運動グラウンドの奥にあった。
公民館風の建物で、温泉館によくある暖簾や幟もないので不安になったが、玄関先の少し褪せた
表札を見て一安心。開館前の13:30に到着していたので、自家用車内で暫らく待機する。
14:00になり僕よりも早くから待たれていた地元の男性年配者と一緒に浴場へ向かう。
脱衣室はシンプルな造りで、けっこう年季を感じるが
清掃が行届いた清潔感のある空間。
浴室には
大小2つの浴槽があり、合わせて7～8名が浸かれる広さ。浴槽、床とも茶褐色の
析出物で見事にコーティングされていた。
小さい湯船。温度は41度前後と適温。
大きい湯船。両浴槽の仕切り壁には
湯の通過穴があり、湯温は小さい方とさほど変わらない。
強いて言うなら浴槽の違いは温泉濃度ということになる。 因みに、壁側から流れ出す湯は
ボイラーで熱した
白湯。加水で加温している温泉である。
温泉の湯口は小さい湯船に突き出たこちら。
泉質は ナトリウムー塩化物泉 旧泉質名 ： 純食塩泉 湧出量35㍑／分
源泉温度31.8度 PH値6.4 溶存物質36480㎎／㎏ （高張性・中性・低温泉）
＋イオン ： Na：11287 K：922 Mg：317 Ca：346
－イオン ： Cl：16332 HCO3：6755
浴用として、切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、冷え性などに効果が期待される。
飲用として、慢性消化器病、慢性便秘などに効果が期待される。
備え付けの飲泉コップで飲み干すと
強烈な塩味が口内に拡がる。海水と同レベルの濃度である。
白湯出口下から薄まった湯船の温泉を飲んでも結構な塩味を感じるほどの衝撃的な強食塩泉だ。
高張性の温泉だけあって、加水していても10分も浸かれば全身から汗が噴出し、湯あたり気味になる。
湯上り後も汗が引かず、着替えた下着もびっしょり。予備の物に着替え直さねばならなかった。
受付横にある休憩スペースで暫し休息し、ようやく身体が落ち着いたので、ぼちぼち帰路につく。
今日も満足の「温まりの湯」頂戴しました！
《杵築市山香温泉センター》情報
住所 ： 大分県杵築市山香町野原2028
電話 ： 0977－75－0351
営業 ： 14:00～21:00（夏季は22:00まで）
休み ： 毎週月曜日（年末年始）
料金 ： 大人320円（市内210円） 小人110円
駐車場有り ボディソープ・シャンプー・ドライヤーなし
[2回]
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