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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   

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砂湯(すなゆ)



 湯平温泉 「砂湯」 で入浴しました。



 湯治場としての歴史を色濃く残す湯平のシンボル石畳道路。



 そこから脇道に入った花合野川沿いにある共同温泉。



 温泉街のほぼ中央に位置することから「中央温泉」とも呼ばれている。



 入口に設置された料金箱に入浴料を投入し内湯場に入ると、中は湯小屋らしいシンプルな造り。
 湯場と板壁一枚で仕切られたレトロな脱衣場。男女吹き抜けの天井から入る自然光で日中は明るい。



 湯船は5名程度が浸かれる広さ。基礎部分はコンクリート、湯渕を檜で囲ってある。



 泉質は ナトリウムー塩化物泉  薄青透明色   旧泉質名 : 純食塩泉
 源泉81.9度   PH値8.4   溶存物質1882mg/㎏   (弱アルカリ性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷、冷え症、慢性皮膚病などに効果が期待できる。

 暫し利用者が無かったのか、湯船は46度と非常に熱く我慢し浸ると茹蛸(ゆでだこ)状態に。
 湯加減調整用として湯渕に水蛇口もあったが、天然成分を薄めたくなかったので、洗い場の床に
 大の字で寝そべり、休息しながらゆっくりと楽しんだ。飲泉すると、塩味も金気味も少なく飲み易い。



 分析表をみると、源泉名は『湯ノ平中鶴2号』と表記され、先日入湯した「金の湯」と同じ源泉だった。
 湯屋独自の個性を期待していただけに気冷めした感もあるが、それを上回る良質な温泉と地域の
 皆さんから愛され、大事に使われている共同温泉の姿を見れて大満足できた。

 湯平温泉はどこも保温力が高いのでなかなか汗が引かない。

 今日もぽっかぽか気分を頂戴致しました!


 《湯平共同温泉「砂湯」》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平

  電話 : 0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)

  営業 : 午前6:00~午後10:00 (冬季は21:30まで)

  休み : 無休

  料金 : 200円  (宿泊者100円)

  アメニティ  なし





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HN:
takeさん
性別:
男性
職業:
嘱託職員
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温泉と食べ歩き
自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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