今日は長湯の
「ラムネ温泉館」 で入浴しました。
「日本一の炭酸泉」として有名な長湯温泉郷のなかでも、身体に付く気泡量が際立つ
全国区の温泉施設で、年末にもかかわらず今日も入湯者で混雑していた。
建築家「藤森照信」氏設計の建物は、美術館かグレードの高い喫茶店を想像させるモダンな造り。
室内も落ち着いた雰囲気で、来訪者の心をぐっと引き寄せる。
受付を済ませ、中庭を通った奥に男女の浴場棟がある。
左側が男湯入口。脱衣室には 『心を洗って頂く温泉なので石鹸類は備わっていない』 との張り紙。
ワクワクさせる言葉に感激し、頭をぶつけないように入口ドアから いざ浴場へ!
温泉成分が付着した茶褐色の壁と自然木を配した心安らぐ浴室。 3つの浴槽があり、
湯の温度差を楽しめるようになっていて、飲泉もできる自家源泉を掛け流しで注いでいる。
内湯の泉質は マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉 旧分類 : 重炭酸土類泉
泉温42度の炭酸臭の漂う茶褐色にごり湯。肌にも非常にやさしい。(湯気で撮影が困難)
お目当ての露天風呂。3つの仕切りがあり、一番奥の底からお湯が湧き出している。
露天の泉質は 含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉
遊離炭酸が1380mg/㎏ 泉温32度 旧泉質 : 含炭酸ー土類泉 (中性・低張性・低温泉)
外気温は非常に低かったが、炭酸が身体中を覆い血液の循環を高めてくれるので
10分以上浸っていると全くと言っていいほど寒さを感じなくなった。
しかしここの気泡には驚愕する。さっと手で拭ってもすぐに大量の炭酸ガスが纏わり付く。
まるでサイダーの中に浸かっているようだ。
また、露天には『高温汗室』というサウナもあるので、身体が冷えても大丈夫。
せっかくなので内湯やサウナを使って何度でも交互浴で炭酸泉を楽しまないと勿体無い。
中庭には家族湯棟(3室)と、炭酸が味わえる飲泉場がある。
中庭にある彫刻家辻畑隆子氏のブロンズ像。建物の2階部分は文豪川端康成と高田力蔵画伯の
作品を常設した美術館になっておりゆっくり時間を過ごすことができる。
銀色の泡で全身包まれ、非日常の世界を堪能し、
今日も極楽気分を頂きました! 《ラムネ温泉館》情報
住所 : 大分県竹田市直入町長湯7676-2
電話 : 0974-75-2620
営業 : 午前10:00~午後10:00
休み : 第1水曜日(1月・5月は第2水曜日)
料金 : 大人500円 子供200円 家族湯3 : 2000円/60分
源泉 : ① 含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉
泉温 32.3度
② マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉
泉温 42度
[0回]