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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   
カテゴリー「長湯温泉郷」の記事一覧

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旅館中村屋『黄金の湯』

本日は、長湯温泉の中村屋『黄金の湯』に入りました。

  ここは、露天風呂温泉です。



【旅館中村屋さん】



道の駅『ながゆ温泉』の下、御前湯の隣。


旅館で入湯料200円を支払い、玄関から10mほど奥に進む。



【男湯入口】


奥に女性湯、手前が男湯。階段を下りる。





【脱衣室にある名文句】


店主のお人柄が窺える言葉です。





【露天風呂】


うぉー! すげー!
           おもわず大声を発してしまった。

ハハハ  女性の笑い声。

          我に返ったがもう遅い。 板壁のすぐ向こうは女性の露天だった。



【湯面から】


泉質は ナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉(低張性 中性 高温泉)

自家源泉温度46.4度の掛け流し。 露天温度は42度で丁度良い。

肌にやさしく、サッパリ感がある。

飲泉すると、やはり喉越しと胃に爽快感が残る、僕が大好きな味。





【温泉成分その①】


掛け流しの湯道には、棚田みたいな茶褐色の温泉成分がビッシリ!

これが『黄金の湯』と呼ばれる所以なのだろう。




【温泉成分その②】


石灰華したアラゴナイト結晶が湯淵に。

まるで湯中に咲く「珊瑚」のように美しい



【温泉成分その③】


湯淵から突き出た「石灰華テラス」

大きい所では約5センチも飛び出している。



温泉ブロガーにいつも取り上げられる人気の露天風呂。

本物志向者にはたまらない温泉だ。


今日も良質の温泉を頂戴しました!





中村屋『黄金の湯』情報


住 所 : 大分県竹田市直入町長湯7964-2

電 話 : 0974-75-2065

時 間 : 12:00~21:00 

料 金 : 大人200円  子供100円

休 み : 年中無休

宿 泊 : 一泊二食付8550円~

※ 地元の食材で心のこもったモテナシ料理が評判の宿。


 カラン ・ シャワー ・ シャンプー ・ ソープ ・ ドライヤー 完備






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長湯 : 御宿『友喜美荘』(ゆきみそう)

長湯温泉の『友喜美荘』に行ってきました。




【道路にある案内板】



県道30号線(久住・庄内)で、長湯観光案内所を通過し、

長湯ダム湖沿いの道を800mほど入るとこの看板が見えてくる。




【落着きある佇まいの宿】



静かな里山の中に風情漂う和風建築の湯宿




【玄関】



格調ある木製の扉を開けると広々した明るいロビー。

今日も泊り客がいっぱいのようで、たくさんの上履きがきれいに並んでいる。

受付から女将さんが、「お風呂ですね。どうぞ、どうぞ。」と声をかけてくれた。

「忙しい時間にすいません。」と頭をさげ、いざ浴場へ!





【浴場入口】



掃除が行き届いた黒光りする長い廊下を進むと浴場の入口。





【内湯】


溶存成分5,000mg以上ある良質な温泉が、

湯面に宝を浮かべて待っていてくれた。




【びっしり浮かぶ湯の花】


どうです、この湯の花のすごいこと!

まるで薄氷の上にが乗っかっているような感じです。

そっと手で掻き分けると、湯面からぱらぱらサラサラと沈んでいく。

底部にも沈殿した温泉成分が雲母状態になっており、臀部をくすぐるほどだ。




【露天風呂】


石囲いの露天風呂。湯船には白淡褐色の成分が付着している。

内湯で火照った身体を秋風にさらし、

少し冷えた頃合に、ここも湯の花を散らさぬようそっと入湯する。



【湯の花】


内湯に負けない湯の花が湯面を覆う。

40度位だろうか、リラックスできる最適な温度だ。


泉質は、含二酸化炭素ーマグネシウム・カルシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉

淡緑褐色で肌さわりが柔らかく、しっとり感もある。

源泉温度47.5度。 内湯は42度くらい。

飲泉すると、炭酸味と鉱物の酸味が感じられる大好きな味。

胃痛持ちのには、胃を鎮静するこのスッキリ感がたまらない魅力


高温のため、肌に付着するほどの炭酸泡は見られないが、

微量の細かい気泡が湯面で弾け、湯口からも炭酸臭が放出している。





【露天から観た景色】



ここでも秋の風景画が楽しめた。




【宿泊者専用家族風呂】


家族風呂は、大浴場を出た廊下の奥にある。

宿泊者のみ利用できる内湯だが、特別に見せてもらった。



【家族風呂】


2つ有る家族風呂のうちのひとつ。

肩までゆったり浸かれ、広さも充分。

ここも湯の花が びっしり!



引かない汗を拭いながら玄関にいくと、たくさんの泊り客がチェックインの真っ最中。

お風呂に入って感動するこの人達のが眼に浮かびつつ、

「いいお湯でした」と若女将に挨拶。 振り向く宿泊者にも軽く会釈する。


今日も良い温泉頂きました!





『御宿 友喜美荘』 情報


住 所 : 大分県竹田市直入町長湯7497-1

電 話 : 0974-75-3000

時 間 : 午後1:00~午後8:00 

料 金 : 500円

休 み : 年中無休

宿 泊 : 1泊2食   10000円~





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長湯『しづ香温泉』(しづか)

今日は『しづ香温泉』で入浴しました。



【正面】


県道30号線を長湯方面に向かい、

湯の原トンネル手前の交差点を右折したところにある。



【入口料金所】


ご覧のように受付は無人です。

料金投入口に100円入れていざ入浴!




【湯船】



泉質はマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性ー中性ー高温泉)

源泉温度49.2度、湯船温度は41.4度と丁度良い。


温泉成分がビッシリ付着した湯船。

酸化した微量の鉄(Ⅱ)イオンが混在した赤褐色石灰華。

浴槽の手前側は研磨されているが、奥の壁はアラゴナイト結晶でチクチクする。

湯船の中で動くと底部から沈殿物が浮き上がってきて

成分濃度の高さに感動する。




【浴場内の飲泉所】


源泉からの配管を分けて浴槽の左奥に飲泉所がある。

遊離炭酸は760mg、口に含むと酸味と若干の鉄分味。

爽快な喉越しは長湯ならではの味わいである。




【別棟休憩所】


道路を挟んで休憩所が600円で利用できる。


今日も上等の温泉頂きました!





『しづ香温泉』情報

住 所 : 大分県竹田市直入町長湯

電 話 : 080-5200-0902

料 金 : 100円

時 間 : 午前7:00~午後7:00



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宿房『翡翠之庄』(かわせみ)

竹田市直入町長湯の『翡翠之庄』に行って来ました。




【翡翠の庄敷地入口】


総敷地面積3万坪という広大な土地に

宮大工が手掛けた純和風の離れ全30棟。

JTBアンケート『プロが認める宿泊施設』で日本一に輝いたことがある翡翠之庄。

地元の者にとっても敷居の高いあこがれの宿。

今年7月に入湯したとき以来の訪問である。




【母屋入口】



受付がある母屋(おもや)に入ると先ず薪をたく炭の臭いが建物全体に漂う。

20年間薪を絶やした事が無いそうで、オーナーのこだわりと情熱が覗える。




【浴場に続く渡り廊下】



受付で500円を支払い、浴場までの表示板をたよりに渡り廊下を進むと

壁には長湯の歴史を物語るプレートや、この地を訪れた歌人達の句がズラリ。

「風呂あがりにどうぞ」 ジュースや缶ビールが無料で木臼の中に置かれている。

ここまでやるかと思わせる心配り文句 が唸らせてくれる。




【浴場入口】


風情豊かな庭を眺めながら進むと、突き当たりに浴場の入口がある。




【脱衣室内】



脱衣室は雰囲気を壊さない和風の造り。

上質の籐籠と棚だけで、洗面台などない。

壁には観音開きの小窓、と思いきや

開いてみると御洒落な三面鏡が隠れていた。





【脱衣室から浴場に降りる階段】



受付で「一番風呂ですよ」と聞いていたので

ワクワク感
を抑えながら、踏み外さないように急な階段を下りる。




【湯船】


流石!流石一番風呂です。

ひのきの湯船には薄氷が張ったように一面『湯の花』がビッシリ!

かけ湯をし、湯の花を少しでも逃がさぬよう放流口の方からそっと浸る。

泉質はナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉

自家源泉でもちろん掛け流し。

淡緑色で柔らかく、温度も41℃くらいで丁度良い。

味は炭酸泉特有の酸味と清涼感があり、胃を爽快に刺激してくれた。




【浴場の天井】


天井も高くお洒落な造り。狭い浴場だが圧迫感がなく、換気もいい。

遠赤サウナ、高価なシャンプー、ボディソープも備わっている。




【浴場から観える長湯ダム湖】


浴場から見える景色もとても良い。

奥に見える湖面には色づき始めた紅葉が写り、

若い?カップルが赤い貸ボートを気持ちよさそうに漕いでいるのが見えた。

湖の岸辺には「天水神社」というのがあって、ボートの上からお宮に向かって

祈願するとが結ばれるそうだ。




こんな名宿の温泉に浸れた喜びをじっくり噛締め、

忘却の時を充分堪能させてもらい



今日も贅沢させて頂きました。





『翡翠之庄』情報

住 所 : 大分県竹田市直入町長湯7443-1

電 話 : 0974-75-2300

休 み : 年中無休

時 間 : 12:00~16:00(立ち寄り入浴)

料 金 : 500円  家族露天風呂(3) 1500円~2000円(50分)

宿 泊 : 15000円~50000円



別棟には御食事処「川瀬美」があり、自家農園で採れた無農薬野菜や

自家製ハム、天然素材を活かした料理が評判です。






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長湯共同浴場『千寿温泉』

秋晴れの今日、長湯の『千寿(せんじゅ)温泉』で入浴しました。



【建物全景】


県道47号線(竹田・長湯)から県道30号線に入る交差点を

左折(久住方面)したらすぐ左にある。

まず、いつものように番台の御老人に感謝のご挨拶。

入湯料100円を投入し、奥にある男湯の暖簾を潜る。




【3畳分の湯船】


浴場に響く先客の鼻歌が、脱衣室にも聴こえる。

浴場に入り、早速掛け流しの温泉を味わう。

源泉温度は44.2度、湯船の温度は40度位か

ゆっくり湯浴みをするには適温である。




【放流口にびっしり付く温泉成分】



泉質は『ナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉』

淡緑褐色でとても柔らかく肌に馴染む。

飲泉してみると、今日はいつもよりややマイルドで、

炭酸味も鉱物味も微量のような気がした。(昼食後でマヒしてたかも?)

カラン、シャワー、石鹸、シャンプーなど何も無いが、

100円という低料金で、こんなに良質な温泉に浸れるなら

超お得!

運良く1時間半ほど独占し、リフレッシュして帰路につく。



※湯船から桶でお湯をくんでタオルにソープを付けて
 
身体を洗ってもほとんど泡がたちません!





千寿温泉について


住 所 : 大分県竹田市直入町桑畑

電 話 : 0974-75-3085

時 間 : 午前8:00~午後9:00

料 金 : 大人100円  子供50円

休 み : 年中無休









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HN:
takeさん
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男性
職業:
嘱託職員
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温泉と食べ歩き
自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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