本日は某温泉旅館組合(参加者8名)の慰安と研修を兼ね、
『阿蘇温泉郷湯ごもり祭の旅』と題して日帰り旅行を楽しんだ。
黒川温泉郷 旅館
「山河」(さんが) にまず立寄る。
参加者は1時間のフリータイムで思い思いの行動。
黒川温泉街から少し外れた雑木林の中に佇む風情ある宿。
「日本秘湯を守る会」会員宿。
僕はまず源泉のひとつ「薬師の湯」に行き賽銭とご挨拶。そのあと源泉から一口頂く。
硫黄臭と微量ながら金気味を味わい感激する。
7つあるお風呂で、最初は立寄り入浴できる室内湯「薬師の湯」にお邪魔した。
脱衣室はレトロ調の落ち着いた感じ。
男湯は『大岩風呂』。浴場内は薄暗く、幻想的な雰囲気を醸し出す。
湯船の岩石には淡茶褐色の温泉成分が付着し、最初の岩肌を想像する術もない。
石床は元々なのか成分が造り出したのかは解らないが、心地良い刺激の凹凸がある。
湯温は42度位で丁度良い。内湯なので硫黄臭が際立ち、またまた感動!
泉質は 単純硫黄泉(硫化水素型)。透明感のある温泉だ。
肌への刺激も以外と少なく、入浴後に心地よいさっぱり感が残った。
次はお目当ての露天風呂へ向かう。母屋の前を通りすぎるとこんな光景が‥‥
自然に抱かれるようで心が癒される。まさに
『癒しとくつろぎの温泉地黒川』。 途中には「あし湯」。せっかくなので10分程浸かる。
温泉の表示板。
いよいよ混浴露天風呂「もやいの湯」。男女混浴OKなのだが、
奥には女性専用露天風呂「四季の湯」があるから、期待などせぬほうがいい。
扉を開けて入ると、まず豪華な露天風呂に視線が釘付けになる。
やや青白く濁ったお湯に、込上げてくる感動を抑えながら脱衣し臨戦態勢に入る。
木桶にお湯を汲んでしっかり「かかり浴」をしてから静かに入湯。
「くぅぅぅ」やっぱり声が出てしまった。
「良い露天ですよね。」と福岡の若者が空かさず声を掛けてくれ、すぐに温泉談義。
ここの母屋が今年リニューアルしたんだと教えられやっと理解できた。
入った時にちょっと違和感を覚えたのはそのためか。
湯温は湯口付近で42度位、奥は40度位で、露天内を動き回って体感を楽しむ。
うたせ湯では頭部や肩、腰部分を刺激し凝りを和らげ、気持ちよくリラックスできた。
湯口からはコンコンと新鮮な湯が注がれている。もちろん掛け流しの温泉だ。
ここはもう1つの源泉 ナトリウムー炭酸水素塩・硫化塩泉 と 硫黄泉の混合温泉。
室内湯とはまた違った泉質を楽しむ事ができた。
次の視察先への移動時間が瞬く間に迫ってきたので、残念ながらこれでお開き。
2つの良質温泉を堪能でき、
至福の時を頂戴しました! 《旅館山河》情報
住所 : 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉
電話 : 0967-44-0906
時間 : 午前8:30~午後8:30
休み : 不定休(立寄り)
料金 : 500円
アメニティ シャンプー・ソープ・ドライヤー・ロッカー
源泉2 ① 単純硫黄泉
② ナトリウムー炭酸水素塩・硫化塩泉
家族風呂3種類 六尺桶風呂 ・ 切り石風呂 ・ 檜風呂
露天風呂2種類 もやいの湯 ・ 四季の湯
室内風呂2種類 薬師の湯『大岩風呂(男)』 ・ 『檜風呂(女)』
宿泊15室 チェックイン15:00 アウト10:00
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