忍者ブログ

温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

明野「アサヒ温泉」



 明野「アサヒ温泉」で入浴しました。



 JR大分駅から車で15分。J1大分トリニータのホームグラウンド「大銀ドーム」に程近いスーパー銭湯。

 


 まずエントランスホールで100円リターン式の下足箱に靴を入れて入館。館内は天井が高く明るい。
 休憩スペース、マッサージ機コーナーやゲームコーナーがあり、ゆっくり寛げる。



 脱衣室では10円ロッカーを使用するようになっている。ドライヤー、ヘルスメーター完備。



 露天風呂は石囲いで10名くらい浸かれる広さがある。
 泉質は アルカリ性単純温泉       旧泉質名 : 単純温泉
 含有成分量が規定値未満ではあるが、ナトリウムイオン量も多く、重曹・食塩泉に近い温泉といえる。
 源泉温度47.2度  PH値8.5 薄い琥珀色のモール泉   (アルカリ性・低張性・高温泉)
 モール泉独特のヌメリ感と甘いモール臭があり、塩化物の特性である保温力も高くしっとり馴染む。



 露天には壺湯と打たせ湯もあり、ゆったりと寛ぐことができる。
 浴用として、筋肉痛、冷え症、慢性皮膚病などに効果が期待でき、老若男女にもやさしい泉質だ。



 大浴場には、あつ湯、ぬる湯、ジェットバス、寝風呂などの湯船のほか、乾燥サウナや塩サウナ
 ミストサウナもあり機能が充実している。この日は土曜日ということもあり、たくさんの入湯者で、
 浴場内の撮影がまったく出来なかったため、参考としてパンフ写真を載せた。
 半循環式のお風呂ではあるが、それを上回る多機能湯船に大満足。塩素臭も全く気にならない。
 男女日替わりで和風、洋風の浴場を楽しむことが出来る。

 近くには大型ショッピングセンターもあり、入浴後に食事と買物をしてゆっくり楽しんで帰宅した。

 今日も充実した一日を過ごせました!


 《明野「アサヒ温泉」》情報

  住所 : 大分県大分市明野東1丁目2-10

  電話 : 097-567-5268

  営業 : 12:00~翌9:00 (土日祝は24H)

  休み : 年中無休 (第3水曜日メンテのため営業17:00~)

  料金 : 大人350円  子供150円  ※毎月26日は料金半額

  浴場 : 男女浴場各1    家族風呂9室 (2000円/1H)※平日17:00までは半額。

  付帯施設  ビジネスホテル18室   1人4500円~   イン16:00  アウト12:00
          コインランドリー/美容室/垢すりコーナー/ドクターフィッシュ(1000円/15分)








拍手[2回]

PR

大丸旅館

 

 長湯温泉 「大丸旅館」 で入湯しました。



 長湯温泉街の中心に位置する大正9年創業の老舗旅館。



 品格漂うロビー。受付を済ませ、蝋梅香る廊下を進むと浴場「ティの湯」がある。



 名の由来は『3代目女将てぃ』の夢に出た老人のお告げで良質な温泉が湧いて出たからとの事。



 湯船は10名程度が浸かれる広さの檜風呂。川側が一面ガラス張りになっており開放感がある。
 湯温は41度くらいでゆっくりと浸かることができる今の時期では最適な温度だ。



 泉質は マグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉   旧泉質名 : 重炭酸土類泉
 源泉温度43.9度  PH値6.9  溶存物質3746mg/㎏    (中性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷、慢性皮膚病など。飲用では糖尿病、慢性消化器病、痛風などに効果がある。
 笹濁り色で、炭酸臭と土類系の金気臭が漂う。飲泉すると苦味と炭酸味があり、これぞ長湯の味だ。



 露天風呂は3~4名の広さ。湯温はやや低めの39度くらい。



 泉質は内湯と大差ないが源泉が違うそうだ。 男性湯は内湯も露天風呂も目隠しがなく開放的!
 当然女性湯の方はちゃんと囲われているそうだから心配いらない。



 本館「ティの湯」にある家族湯。2名くらいがベストだろう。別館「藤花楼」にも家族湯が2つある。



 著名人や文化人が利用する洗練された格式高い旅館。
 文才があれば一句詠んでみたいところだが、如何せん凡才が故に何も浮かんでこない。
 えっ?待てよ‥‥ こんなのどうでしょう
 
 大丸のお風呂で解放頂きました! 馬鹿丸出し※△●‥

 《長湯温泉「大丸旅館」》情報

  住所 : 大分県竹田市直入町長湯7992-1

  電話 : 0974-75-2002

  営業 : 12:00~17:00(立ち寄り)

  休み : 年中無休

  料金 : 500円

  宿泊 : 1泊2食 14010円~

  風呂 : 男女浴場各1(露天風呂付)  家族風呂3






 

 

 

拍手[0回]

長湯温泉 「ガニ湯」

 

長湯温泉 「ガニ湯」の紹介



 長湯温泉の中心街を流れる芹川の中にある24時間利用できる無料の温泉が「ガニ湯」である。
 長湯を紹介するときは必ず登場する温泉郷のシンボルでもある。



 利用するには食事処『正直屋』と『天風庵』の間にある案内板から橋下に降りないとならない。



 この橋の下が脱衣場。水着着用でOKだが、着替え場も四方から丸見え状態なので
 特に女性の方は大きめのバスタオルを持参されたほうがいい。



 源泉は マグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉  旧泉質名 : 重炭酸土類泉
 源泉温度41.2度   溶存物質4884mg/㎏     (中性・低張性・高温泉)
 浴用として、神経痛、慢性皮膚病など。飲用では慢性胃腸障害、糖尿病などに効果が期待される。 

 間欠して注入する湯口温度は37.8度。湯船温度は31度とぬるく、この時期はちょっと浸かり辛い。
 そこで、湯口付近で腕湯を楽しむことにした。
 湯色は笹濁りで、土類泉特有の金気臭と、ヌルヌルした肌触り感のある泉質だ。
 飲泉すると、苦味と炭酸味が口内に拡がる。



 しばらくすると、遊離炭酸953.2mg/㎏を証明する炭酸気泡がびっしり肌に付着してくる。
 ラムネ温泉館ほどではないが、腕から離れた泡が湯面で弾けるのを見れて感激した。



 先人達が大切に守り後世に残してきた名湯。
 現在、清掃管理されている「ガニ湯」の関係者様にも感謝を申し上げ、

 次回は全身で良泉を体感させて頂きますよ!


 《 ガニ湯 》情報

  住所 : 大分県竹田市直入町長湯
 
  電話 : 0974-75-3111(長湯観光案内所)

  営業 : 24時間 (水没する時もある)

  料金 : 無料





 

拍手[0回]

民宿「久住高原温泉」



 本日は民宿久住の 「久住高原温泉」 で入浴しました。



 国道442号線沿いにあり、久住花公園から少し下った所。天然温泉の大きな看板が目印になる。



 ロッジ風の宿泊棟の左側奥に温泉棟があり、3~4台の駐車が可能。



 無人のため入浴料を料金箱に投入すると入口ドアの鍵が解除され入ることができる。



 やや雑然とした脱衣室ではあるが、そこに飾りの無い田舎温泉の雰囲気が醸し出されている。



 コンクリート湯船は15名くらい浸かれる広さ。洗い場には畳が敷かれ足触りも良い。
 全てのカランにシャワーが備わっていてボディソープ、シャンプーもある。



 泉質は ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉    旧泉質名 : 含芒硝ー重曹泉
 源泉温度50.6度  PH値7.4   無色透明   (中性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷、慢性皮膚病、動脈硬化症など、飲用では慢性胃炎などに効果が期待される。
 
 注入温度48度 湯船温度は40度でいつもよりぬるめ。温湯好きの先客が水差しでもしたのだろうか。
 湯質はヌルヌルした感触があり肌にしっとりと馴染み、ナトリウム成分による保湿効果も得られる。
 飲泉では微量な金気味と炭酸味が感じられ、比較的飲み易い泉質である。



 ぬる湯のお陰で約1時間ゆっくり楽しむことができた。帰りに食堂で腹を満たして帰宅した。

 今日も温泉でリフレッシュできました!

 《久住高原温泉》情報

  住所 : 大分県竹田市久住町久住3949-34

  電話 : 0974-76-1072

  営業 : 午前9:00~午後10:00

  休み : 年末年始

  料金 : 300円

  宿泊 : 1泊2食 7500円~  ※ 素泊まりも対応




拍手[0回]

地獄温泉「清風荘」


 
今日は地獄温泉 「清風荘」 で入浴しました。



 小雨降る生憎の天気。昨年7月の九州北部豪雨の被害で、阿蘇火口から15分で行ける道が通行止め。
 そこで今回は高森町から広域農道を経由して走ってみた。山にはご覧のような雲(ガス)が‥‥



 標高750mの地獄温泉に到着すると案の定、湯宿や周辺は濃厚なガスに包まれていた。
 だが、県外車でほぼ満車状態の駐車場に漂う強烈な硫黄臭を嗅ぎ、気持ちがドカンと高鳴る。



 侘び寂び感漂う本館で受付を済ませ、まずはにごり湯の露天風呂「すずめの湯」に向かう。



 ガスを掻き分け?進むと「すずめの湯」の案内板。階段を下っていくと眼下に湯場が見えてくる。



 降り着くと、いかにも湯治場といった風情ある脱衣場があり、手前の重々しい男性扉を開けて入る。



 室内には内湯があり源泉は露天と同じ。露天風呂が混浴となっている故の配慮なのだろうか。



 露天風呂は熱い湯もぬるい湯も入湯者でいっぱい!流石である。ペットボトル片手に入浴する
 人達が目に付く。療養で湯治滞在している方々のようだ。
 バスタオルで身体を隠し、浸かる直前に外して入浴する数名の女性も居る。混浴温泉での礼儀、
 入湯者への配慮。撮影もNGなので、出来るだけ迷惑をお掛けしないよう気を使ったつもりですが‥

 清風荘には3本の源泉が引かれており、「すずめの湯」も独自の源泉。
 泉質は 単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)      旧温泉名 : 硫化水素泉
 源泉温度66.8度 PH値 2.7  硫黄臭のある灰白色のにごり湯   (酸性・低張性・高温泉)
 注入温度50.8度  あつめの湯 ぬるめの湯があり、好みで楽しむことが出来る。

 

 足元湧出泉なので、底部から常にプクプク、パチパチと硫化水素ガスが泡となって弾けている。
 この弾ける音が、雀の囀り(さえずり)に似ていることからこの名が付いたと云われてるようだ。
 自然木を湯渕として囲い、ぬるい湯は40度前後なのでゆったりと長湯できる。



 あつめの湯。こちらは45度前後の湯温があり、湯渕には温度調節用の水蛇口が引いてあった。
 底部は熱湯、温湯どちらも石が敷き詰めてあるので、足元が見えないだけに少し注意が必要かも。

 浴用として、慢性皮膚病、動脈硬化症など、飲用では痛風や糖尿病などに効果が期待できる。
 飲泉すると強烈な渋味と酸味があり、食道から胃壁にかけて感じる硫化水素の刺激に咽せこんだ。
 沈殿した析出泥が底の一部に溜まっていて、脚や腕などに擦り付けたりして楽しむことができる。



 あつめの湯の上には源泉と思しき湯溜まり。そこから湯道を通って「熱い湯」に注がれていた。

 「すずめの湯」 を1時間半楽しませてもらい、次は「元湯」と「露天風呂」をパスして「新湯」に向かう。



 「新湯」は以前来た時に入湯できなかった湯屋で、来館した目的のひとつでもある。
 泉質は 単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)      旧温泉名 : 硫化水素泉
 源泉温度45.3度  PH値2.5   硫黄臭のあるにごり湯   (酸性・低張性・高温泉)

 

 4~5名が浸かれる広さの湯船で半露天になっている。湯温は40度位で丁度良い湯加減。
 「すずめの湯」よりやや淡青白色の大人しい湯質で、微細な白い湯の華が湯中で乱舞している。
 成分表によると、規定値に達しない微量のラドン(0.88マッヘ)も含有しているようだ。



 あと戻りして「元湯」と「露天風呂」で入浴する。 両湯とも同じ源泉を使用している。

 泉質は 酸性単純温泉         旧温泉名 : 単純泉
 源泉温度61.0度  PH値2.4   硫化水素臭のあるにごり湯   (酸性・低張性・高温泉)
  
 「元湯」も男女露天風呂も入湯者でいっぱい。浸かるとこの湯が肌に一番刺激を感じた。
 撮影のチャンスを狙って粘ってみたが断念。刺激の強い泉質に身体もさすがに変調気味である。
 
 帰りに立寄る予定だった垂玉温泉「山口旅館」も今回は見合わせ、濃霧の中ぼちぼちと帰路についた。

 秘湯の中の名湯に酔いしれること約3時間。

 地獄で極楽を頂戴致しました! 



 《地獄温泉「清風荘」》情報

  住所 : 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
        九州自動車道 熊本ICから車で45分

  電話 : 0967-67-0005

  営業 : 午前8:00~20:00  ※ 「すずめの湯」は 20:30~21:30 宿泊女性専用となる
                      また、週に一度ポンプで抜き換え清掃があるので確認必要
  
  休み : 無休

  料金 : 大人600円  子供300円

  浴場 : 男女別内風呂(元湯) 混浴露天風呂(すずめの湯)、男女別内湯(すずめの湯)、
        男女別露天風呂、男女別半露天風呂(新湯)、家族湯2   計11

  宿泊 : 1泊2食付き 6450円~  湯治棟にて素泊まりもできる

  アメニティ  元湯のみシャンプー・ボディソープ・シャワー完備







  

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新CM

プロフィール

HN:
takeさん
性別:
男性
職業:
嘱託職員
趣味:
温泉と食べ歩き
自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

バーコード

ブログ内検索

P R

プロフィール

HN:
takeさん
性別:
男性
職業:
嘱託職員
趣味:
温泉と食べ歩き
自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 温泉ソムリエtakeさんの温泉日和 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]