大分県日田市にある
かんぽの宿「日田」で入浴しました。
日田市は江戸時代徳川家の天領として栄えた九州の小京都で、
城下町観光(豆田)と林業(日田杉)などが特に有名である。
「かんぽの宿日田」は清流三隈川の河畔にあり、近くにはサッポロビール九州工場がある。
民主党政権発足時、民間売却問題で話題になっていた頃に訪問して以来の入湯になる。
フロントで立寄り入浴料を支払い浴場に向かう。
浴場は「霧の湯」と「夢の湯」があり、男女日替わりになっている。
今回の男湯は「霧の湯」、残念ながら前回と同じであった。
浴場内は天井が高く外側がガラス張りなので開放的で明るい。
大浴場のほか、うたせ湯やジャグジー風呂、水風呂、サウナもある。
こちらは露天風呂で、内湯は加水、循環式なのだが源泉掛け流しになっている。
泉質はナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度70.5℃ 湧出量336.2㍑/min PH 値7.1 (中性・低張性・高温泉)
別府温泉Gメンリーダーで温泉評論家の
斉藤雅樹氏がひょうたん温泉オーナーと共同開発したとされる
竹製温泉冷却装置
「湯雨竹」(ゆめたけ)が使用されている。
この装置は現在有る冷却装置の中でも安価であり、温泉の質をもっとも壊さない方法として
全国の高温源泉地にも徐々に普及している。
因みに僕が入湯したこの装置を使用している九州の湯屋は
大分県で3件(ひょうたん、渋の湯、日田)と長崎県小浜温泉で1件ある …と思われる。
無色透明な湯は刺激が少なく、仄かに硫黄臭が漂う良泉。
真夏の日照りが差す露天で、実測44度の湯温ではさすがに長湯ができず、
40~41度前後のジャグジー風呂で交互浴をしながら、
約20分ほど味わうのがやっとの入浴となった。
【かんぽの宿「日田」】情報
住 所 : 大分県日田市中ノ島町685-6
電 話 : 0973-24-0811
時 間 : 10:30~22:00
休 み : 無休
料 金 : 10:30~19:00 大人600円 小人300円
19:00~22:00 大人500円 小人300円
[2回]
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