熊本県
日奈久温泉「金波楼」で入浴しました。
「金波楼」は熊本県で最古の温泉といわれる日奈久温泉にある木造3階建ての老舗旅館で、
その建物は国の登録有形文化財に認定されている。
そういえば今年2月に訪問した熊本県人吉温泉の
「人吉旅館」も登録有形文化財だったが、
風格ある佇まいは両旅館に共通するところで、大事に守り継がれているのが一目でわかる。
美しい中庭を眺めながら黒光りする廊下を進むと浴場がある。
脱衣室も建物の雰囲気にマッチした造りだ。
内湯の大浴場。14~15名位が浸かれる広さである。
湯温は実測42度。浴槽にはジャグジー機能もあり、リラックスできる。
泉質は弱アルカリ性単純温泉
源泉温度44.8℃ 低張性・弱アルカリ性・高温泉
無色透明無臭の湯で、刺激の少ない柔らかな感触。万人向きの泉質といえる。
露天風呂は4~5名程度の広さ。駐車場から通用口に向かう途中にこの湯船があるため、
垣根越しに見える人影(特に若い女性)が通る時には緊張が走る。
周囲の建物からも丸見え状態なので、長湯温泉
ガニ湯や天瀬温泉
共同浴場での
恥ずかしかった感覚が再現した。
人気の温泉宿故に、浴場にもけっこうな数の入湯者がいたので
写真撮りも叶わず、約30分の湯浴みで退出した。
循環・掛け流し併用式であるが塩素臭も少なく衛生的な管理がなされている浴場。
またゆっくり楽しみたいと思う湯屋であった。
【日奈久温泉「金波楼」】情報
住 所 : 熊本県八代市日奈久上西町336-3
電 話 : 0965-38-0611
時 間 : 平日15:30~21:00 土日祝12:00~21:00
休 み : 不定休
料 金 : 大人500円 小人300円
[2回]
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