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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   
カテゴリー「由布市温泉」の記事一覧

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湯平温泉「中の湯」



 湯平温泉「中の湯」で入浴しました。



大分県由布市湯布院町湯平にある共同温泉。湯船が1つなので男性は偶数の日、女性は奇数の日で
入浴が分けられている。ここ湯平の共同浴場で、最近では唯一入湯を逃していた場所だったので
偶数日の今日を狙って入浴者で混雑する夕刻前に訪問した。



 脱衣室は湯平温泉内にある共同浴場の中でも一番広く圧迫感がない。掃除も行届き
 共同浴場には珍しい?清潔感がある。



 湯船は6~7名が浸かれる広さで、コンクリートの基礎で湯渕が檜で囲われている。



 泉質は ナトリウムー塩化物泉     旧泉質名 : 純食塩泉
 源泉温度81.9度  PH値8.4  溶存物質1882㎎/㎏  (弱アルカリ性・低張性・高温泉)
 Na+559㎎  Cl-663㎎  HCO3-303㎎   源泉掛け流し方式
 浴用として切り傷、慢性皮膚病、冷え性など、飲用として慢性消化器病、便秘などに効果がある。



 湯面には微弱な硫化水素臭が漂うが、刺激の少ない泉質である。飲泉すると塩味と金気味を
 感じるが比較的飲み易い部類に入る。湯上りも温泉成分によるコーティング効果で湯冷めしにくい。

 成分分析表に源泉名「湯平中鶴2号」とあるので、「金の湯」、「砂湯」と源泉が同一のようだ。
 


 体がぽかぽか状態なので、上着を一枚脱いで石畳を下ると店舗の軒先に個性豊かなタペストリーが
 飾られていた。歴史ある温泉の街並みにとてもマッチした迎春の装飾に思えた。

 今日も素敵な感動を頂戴しました!


 《中の湯》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平

   電話 : 0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)

   営業 : 6:00~22:00(冬季21:30まで)

   休み : 無休

   200円(宿泊者100円)





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砂湯(すなゆ)



 湯平温泉 「砂湯」 で入浴しました。



 湯治場としての歴史を色濃く残す湯平のシンボル石畳道路。



 そこから脇道に入った花合野川沿いにある共同温泉。



 温泉街のほぼ中央に位置することから「中央温泉」とも呼ばれている。



 入口に設置された料金箱に入浴料を投入し内湯場に入ると、中は湯小屋らしいシンプルな造り。
 湯場と板壁一枚で仕切られたレトロな脱衣場。男女吹き抜けの天井から入る自然光で日中は明るい。



 湯船は5名程度が浸かれる広さ。基礎部分はコンクリート、湯渕を檜で囲ってある。



 泉質は ナトリウムー塩化物泉  薄青透明色   旧泉質名 : 純食塩泉
 源泉81.9度   PH値8.4   溶存物質1882mg/㎏   (弱アルカリ性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷、冷え症、慢性皮膚病などに効果が期待できる。

 暫し利用者が無かったのか、湯船は46度と非常に熱く我慢し浸ると茹蛸(ゆでだこ)状態に。
 湯加減調整用として湯渕に水蛇口もあったが、天然成分を薄めたくなかったので、洗い場の床に
 大の字で寝そべり、休息しながらゆっくりと楽しんだ。飲泉すると、塩味も金気味も少なく飲み易い。



 分析表をみると、源泉名は『湯ノ平中鶴2号』と表記され、先日入湯した「金の湯」と同じ源泉だった。
 湯屋独自の個性を期待していただけに気冷めした感もあるが、それを上回る良質な温泉と地域の
 皆さんから愛され、大事に使われている共同温泉の姿を見れて大満足できた。

 湯平温泉はどこも保温力が高いのでなかなか汗が引かない。

 今日もぽっかぽか気分を頂戴致しました!


 《湯平共同温泉「砂湯」》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平

  電話 : 0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)

  営業 : 午前6:00~午後10:00 (冬季は21:30まで)

  休み : 無休

  料金 : 200円  (宿泊者100円)

  アメニティ  なし





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湯平温泉「金の湯」



 湯平温泉 「金の湯」 で入浴しました。



 湯平温泉街のシンボル「石畳道路」の一番奥にある共同温泉で、隣地には『大湯源泉』があり、
 無料の足湯や飲泉が楽しめる。



 管理人さんがいない施設のため料金箱に入浴料を入れて入館する。
 脱衣室はそれなりのスペースで、いかにも共同温泉という感じがする。



 ガラス扉を開けると湯気立つ浴場内に6人前後が浸かれる湯船と浴場の半分を占める
 洗い場がある。入浴前にお腹に「湯掛け」をすると胃腸の働きを良くする効果があると云われ、
 地元の方が愛用されているのであろう寝湯用の板敷きもある。



 泉質は ナトリウムー塩化物泉      旧泉質名 : 弱食塩泉
 源泉温度 81.9度  PH値 8.4  溶存物質1882mg/㎏  (弱アルカリ性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷や慢性皮膚病、慢性婦人病などに効果が期待できる。
 無臭で透明に近い茶褐色。少しヌメリを感じる泉質は保温効果が高く、すぐに汗が滲んでくる。
 高温のため水カランで調整できるのだろうが、先客がいたので我慢して浸かるが10分が限界だった。
 飲泉すると、クセのない飲みやすい温泉で、あとくちに塩味と苦味がほんの少し残る程度。
 胃腸の消化液分泌を促進するので胃腸病や慢性便秘に効果がある。



 昔ながらの共同温泉定番の押しボタン式カランが嬉しい。

 昨夜からの雪で道中が心配だったが、4WD車のおかげでなんとかたどり着けた。

 澄んだ空気を味わいながら

 今日も情緒ある温泉を頂戴しました!


 《湯平共同温泉「金の湯」》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平576
  
  電話 : 0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)

  営業 : 午前6:00~午後10:00(12月~3月は9:30まで)

  休み : 年中無休

  料金 : 大人200円  子供100円 (宿泊者100円)

  アメニティ  なし




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銀の湯



 湯平温泉 「銀の湯」 で入浴。



 湯平のシンボル石畳道路の手前右側。5つの共同温泉の1つで「橋本温泉」と「砂の湯」の間に位置する。
 他に「中の湯」と「金の湯」で構成されている。


 建物は2008年にリニューアルされ、温泉街の雰囲気に調和した落ち着いた造りになっている。



 入口左に無料の足湯、右側には飲泉場がある。無人のため入浴料は料金箱に投入するシステム。



 脱衣室は橋本温泉よりやや広くロッカーも備わっている。



 5~6名が浸かれる広さ。湯ぶちと段差は檜造りになっている。



 泉質は アルカリ性ー単純温泉     旧泉質名 : 単純温泉
 源泉温度 56.8度  PH値 8.8  溶存物質合計660㎎/㎏
 ぬるぬる感のある肌にやさしい泉質で、飲泉すると、金気味と若干の塩味がある。
 単純温泉ではあるが、ナトリウム塩化物泉に近い成分を有し、保温効果が充分感じられる。
 湯船温度も今の時期丁度良い湯加減。ゆっくり長湯ができる。。



 情緒豊かな温泉地の温まりの湯でほっこりできました。

 今日も温泉らしい温泉を堪能致しました! 


 《湯平共同浴場「銀の湯」》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平

  電話 : 0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)

  営業 : 午前6:00~午後10:00

  休み : 年中無休

  料金 : 200円(泊り客100円)

  




 

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橋本温泉



 湯平温泉 「橋本温泉」で入浴しました。



 橋本温泉は湯平温泉にある5つの共同浴場の中で最下の場所にあり、
 湯平のシンボル石畳道路に一番近い駐車場から最も近い温泉場でもある。



 数年前にリニューアルしたようで、綺麗な外観でありながら共同浴場の雰囲気をしっかり残している。
 建物中央に薬師様が鎮座。料金箱が入口に設置されており、200円入れてお風呂場へ。
 


 衝立で仕切られた脱衣場。立ち込める湯気で早くも銭湯モードに突入。
 ささっと脱衣し、まず先客のヤングマン2名にきちんとご挨拶。『湯加減はどうですか?』
 『良いお風呂でした。温度は左の方が丁度良いですよ。』



 湯船は浴場中央に陣取っており、10名程度が浸れる大きさ。木製の仕切板で「熱湯」(あつゆ)と
 「温め湯」に分かれている。
 


 泉質は ナトリウムー塩化物泉     旧泉質名 : 食塩泉
 源泉温度81.9度  PH値8.4  溶存物質1880mg/㎏ (弱アルカリ性・低張性・高温泉)
 浴用として、切り傷、火傷、慢性皮膚病などに効果がある。 もちろん源泉掛け流し。



 湯船の下壁からお湯を注入する方式なので、酸化を極力抑えた純度の高い温泉といえる。
 ただ、「熱湯」の方は50度近い高温のため入湯断念。やむなく「温め湯」の方でゆったりと楽しんだ。
 飲泉では僅かな塩味、金気味を感じる程度で飲みやすく、無臭微黄色で透明度の高い湯である。
 保湿効果がよく、入浴後も湯冷めしにくいので冬季は特にお薦めです。



 カランはレトロな公衆浴場定番の赤青プッシュ式ボタンタイプ。
 シャワーやソープ類の無いところが共同温泉らしくて良い。

 月曜日の14:00頃という時間帯。観光客らしき人はあまり見かけず商店街も一休みといったところ。
 湯治場として繁栄した老舗温泉街でゆっくり、ゆったりと上質の温泉を頂戴でき、

 今日も至福の時を頂きました!


 《湯平共同温泉「橋本温泉」》情報

  住所 : 大分県由布市湯布院町湯平503-7
        (湯布院駅から車で35分、長湯温泉から車で30分)

  電話 : 0977-86-2367(湯平観光案内所)

  営業 : 午前6:00~午後10:00

  休み : 年中無休

  料金 : 200円(宿泊者100円)







 

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takeさん
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職業:
嘱託職員
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自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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