人吉温泉
「人吉旅館」 で入浴しました。
熊本県人吉市は相良藩2万石の城下町で、「日本三大急流」の1つ清流球磨川の川下りと
球磨焼酎の蔵元が多く点在する温泉町として有名である。
「人吉旅館」はJR人吉駅から徒歩10分、九州自動車道人吉ICから車で10分の所にある純和風
旅館。目の前には国宝青井神社がある。昭和9年創建当時そのままの姿を維持してきた事から、
2012年9月に国登録有形文化財として国に答申されている。
素朴で優雅な自然木をふんだんに使用した贅沢な設い。歴史と伝統を大切に継承してきた
この旅館のこだわりが、フロントや回廊のような光沢ある廊下、展示物などに窺い知れる。
男湯の入口が2つあり入ってみると、内部は同じような脱衣室が繋がった構造になっていた。
尋ねてみると、新たに岩風呂を作った際に以前男女に分けていた風呂場を1つにして、男女を
朝夕入れ替えにして入浴提供しているとの事。
浴場内は旅館の雰囲気そのままの落ち着いたつくり。2つの浴槽と、写真奥にあがり湯槽がある。
浴槽1つに7~8名が浸かれる広さがある。深さ80cmの湯船の中には木のベンチが備えられていて
ゆったりと腰掛けて寛ぐことができる。
泉質は ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 旧泉質名 : 含重曹ー食塩泉
源泉温度54.6度 PH値7.89 溶存物質2247 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
浴用として、神経痛、腰痛、婦人病など、飲用として胃炎、気管支炎などに効果が期待される。
半透明の弱黄褐色した温泉で掛け流し。トロトロした肌触りが感じられる。微炭酸モール臭が漂う。
飲泉すると微塩味、弱炭酸味と中金気味を感じる。湯温は41度くらいで適温。湯口温度は45~46度で
それぞれの浴槽に注がれている。浸かっていると、若干の泡付きがあり、炭酸系の特徴が味わえた。
昔ながらの風情を感じる純和風の老舗旅館で
今日も味わい深い温泉を頂戴しました!
《人吉旅館》情報
住所 : 熊本県人吉市上青井町160
電話 : 0966-22-3141
営業 : 9:00~21:00(立ち寄り)
休み : 無休
料金 : 大人500円 小人200円
風呂 : 内風呂男女各1 貸切内風呂2
宿泊 : 1泊2食12000円~ ビジネスプラン10000円~ 素泊まり7000円~
駐車場完備 ボディソープ・シャンプー・シャワー・ロッカー・マッサージ機有り
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