黒川温泉郷にあるお宿
「野の花」で入浴しました。
「野の花」は、奥黒川の木々に囲まれた閑静な離れ宿で、平成12年にオープン。
自然豊かな敷地の中には非日常のくつろぎ空間が拡がっている。
「すずめ地獄通り」を東に進み
宿の看板から狭い道を下って橋を過ぎると敷地に入る。
情緒溢れる母屋のフロントで立ち寄り入浴の手続きをする。
僕が伺ったのが10時過ぎで、宿泊客がチェックOut しだした慌ただしい時間帯。
湯室も清掃中だったようで、フロントが清掃係りとインカムでやり取りする。
ロビーで待っていたら10分ほどでスタッフが離れの湯屋まで案内してくれた。
渓流沿いにある男女露天風呂
「ぎんねずの湯」。
朝7時から10時に男女湯が入れ替わるらしい。
脱衣場は四畳位の広さで、レトロな雰囲気の中に洗練された落ち着きがある。
浴槽は切石の階段に沿って3槽あり、ここが一番奥にある
「あつ湯」だ。
泉質は単純温泉
源泉温度67℃ 湧出量120㍑/min
湯は新鮮なパワーが感じられる。無色透明だが、光線の具合で淡青白色にも見える。
湯室には温泉気分を高める硫黄臭が漂う。
中央付近には湧きだすような盛り上がりが見られる。
自然石で囲われた湯船は5~6名が浸かれる広さがある。
ここは屋根がない完全露天。
どしゃ降りの雨の中で湯温は実測41℃と適温だった。
あつ湯の上部にある2つめの
「ぬる湯」。
湯温は30℃前後であろう。
広さは2名位がいいところだ。
あつ湯と交互に入浴すると適度な刺激があって気持ち良かった。
一番手前にある3つめの屋根付き露天風呂。
4~5名が浸かれる広さで、湯温は実測39℃。
ゆったりと長湯が楽しめる温度であった。
情報ではここが「あつ湯」で一番奥が「適湯」になっていたが?
湯船のところに2つの洗い場があり、アメニティも揃っていた。
露天風呂のほかに、宿泊客専用の男女内湯がある。
湯屋の素晴らしさにも感動したが、スタッフのホスピタリティには敬服した。
多忙な最中に来た
一人の立ち寄り中年入浴者は、
近いうちにまた貴女達の笑顔を頂きに参りますぞ。
【お宿「野の花」】情報
住 所 : 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉
電 話 : 0967-44-0595
時 間 : 8:30~21:00
休 み : 不定休
料 金 : 大人500円 小人300円
[1回]
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