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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   
カテゴリー「黒川温泉郷」の記事一覧

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黒川温泉「やまびこ旅館」

秋雨の降る中、黒川温泉「やまびこ旅館」で入浴しました。





茅葺き屋根の正面門にまず圧倒される。



館内は自然木をふんだんに使い、暖色系ライトを灯した落ち着いた造り。
フロント前には暖炉が置かれ、そこに黒い大型の「看板犬」が寛いでいた。犬好きなので触れてみたかったが、寝てるのを起こすのも可愛そうだったのでグッと我慢し浴場に向かう。



離れ屋の売店や喫茶店、無料の足湯を通過して進むと、
浴場は本館宿泊棟につながる「出逢い橋」の手前にある。
脱衣場にはレトロな雰囲気を醸し出す手書きの看板が飾られていた。



露天風呂は「仙人風呂」と名付けられた大小2つの露天で、大きい方は黒川温泉で随一 の広さがある。
今日の男湯(混浴)は小さい方だった。
それでも15名位がゆっくり浸かれる広さがあり、自然石を配した野趣あふれる造りになっている。



泉質はナトリウム―塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
源泉温度83℃
湧出量・PH 値不明

淡青白の濁り湯で、湯面に硫黄臭が漂う。

あいにくの天気だったが、湯気がたなびく風情ある露天に大満足し、出口で買った温泉卵を家内と食べながら帰路につく。



【黒川温泉「やまびこ旅館」】情報

住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6704

電話:0967―44―0311

時間:8:30~21:00

休み:無休

料金:大人500円小人300円





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三愛高原ホテル

熊本県瀬の本高原にある「三愛高原ホテル」で入浴しました。



瀬の本高原は、南小国の東端にあるなだらかな高原地帯。
「三愛高原ホテル」は大自然の中に溶け込むように建つリゾートホテルである。



阿蘇五岳、くじゅう連山の雄大な景観を一望できる露天風呂「絶景鼻の湯」は本館から少し離れた場所にある。





泉質は単純温泉
源泉温度49.7℃
PH 値8.14
湧出量120㍑
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

循環と掛け流し併用式


【三愛高原ホテル】情報

住所:熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本高原

電話:0967―44―0121

時間:8:30~20:00

休み:不定休

料金:大人500円小人300円






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黒川温泉「耕きちの湯」

九州に接近していた台風15号が明け方東シナ海で温帯低気圧に変わり、

雨風が弱まったので黒川温泉まで車を飛ばした。






勢力が弱まったといっても、時折襲ってくる突風と横殴りの雨にハンドルを獲られつつ、

なんとか耕きちの湯に到着。





水溜まりができた駐車場には車はなく、築120年の古民家を移築した食事処の中も

灯りも人の気配もない。

ひょっとして休みか?





そんな事を思っていたら、受付から若い男性が傘をさしてお出迎え。

内湯はまだ湯が溜まってないので貸切湯になるとの事。

内湯風呂料金でいいそうなので二つ返事でお願いした。





三つある貸切露天風呂の中の「せせらぎ」で入浴となる。

初体験の湯にワクワクどきどきだ!





自然木に囲まれた風情ある湯屋の中に、切石で造られた2畳程の湯船。





天井も高くゆったりとした空間が拡がっている。





泉質は 単純温泉

源泉温度90℃        湧出量70㍑/min

興奮を抑えきれない程の硫黄臭に白濁したあつめの湯。

単純泉なので肌への刺激はそれほどなくゆったりと温泉気分を味わえる。





湯船の底部を掻き回すと白い湯の花が浴槽いっぱいに浮游する。





普段はせせらぎ音を優雅に奏でる渓流も今日は御覧のような凄まじさ。

こんな自然の様を五感で感じれ、

家内の制止を振り切ってまで来た甲斐があり

良かったなぁと思う。


独り入浴が基本なので、貸切り風呂に浸かれたのは滅多にないラッキーな出来事だった。



【黒川温泉「耕きちの湯」】情報  


 住   所  :  熊本県阿蘇郡南小国町黒川6363―1 

 電  話 : 0967―44―0195 時 間 : 9:00~17:00 

 休 み : 不定休    年末年始 

 料 金 : 大人400円   小人200円    幼児100円       

       貸切風呂 2名(1H )1400円    3名(〃)1800円    4名(〃)2000円 

 食 事 : 11:00~       団子汁定食1300円 、 そば定食1300円    etc.      



   ※  石鹸類なし






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お宿「野の花」

黒川温泉郷にあるお宿「野の花」で入浴しました。






「野の花」は、奥黒川の木々に囲まれた閑静な離れ宿で、平成12年にオープン。

自然豊かな敷地の中には非日常のくつろぎ空間が拡がっている。





「すずめ地獄通り」を東に進み

宿の看板から狭い道を下って橋を過ぎると敷地に入る。





情緒溢れる母屋のフロントで立ち寄り入浴の手続きをする。

僕が伺ったのが10時過ぎで、宿泊客がチェックOut しだした慌ただしい時間帯。

湯室も清掃中だったようで、フロントが清掃係りとインカムでやり取りする。

ロビーで待っていたら10分ほどでスタッフが離れの湯屋まで案内してくれた。





渓流沿いにある男女露天風呂「ぎんねずの湯」

朝7時から10時に男女湯が入れ替わるらしい。

脱衣場は四畳位の広さで、レトロな雰囲気の中に洗練された落ち着きがある。





浴槽は切石の階段に沿って3槽あり、ここが一番奥にある「あつ湯」だ。




泉質は単純温泉
源泉温度67℃ 湧出量120㍑/min

湯は新鮮なパワーが感じられる。無色透明だが、光線の具合で淡青白色にも見える。
湯室には温泉気分を高める硫黄臭が漂う。
中央付近には湧きだすような盛り上がりが見られる。




自然石で囲われた湯船は5~6名が浸かれる広さがある。

ここは屋根がない完全露天。

どしゃ降りの雨の中で湯温は実測41℃と適温だった。





あつ湯の上部にある2つめの「ぬる湯」

湯温は30℃前後であろう。

広さは2名位がいいところだ。

あつ湯と交互に入浴すると適度な刺激があって気持ち良かった。





一番手前にある3つめの屋根付き露天風呂。

4~5名が浸かれる広さで、湯温は実測39℃。

ゆったりと長湯が楽しめる温度であった。





情報ではここが「あつ湯」で一番奥が「適湯」になっていたが?



湯船のところに2つの洗い場があり、アメニティも揃っていた。





露天風呂のほかに、宿泊客専用の男女内湯がある。



湯屋の素晴らしさにも感動したが、スタッフのホスピタリティには敬服した。

多忙な最中に来た

一人の立ち寄り中年入浴者は、

近いうちにまた貴女達の笑顔を頂きに参りますぞ。






【お宿「野の花」】情報

 住 所 : 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉

 電 話 : 0967-44-0595

 時 間 : 8:30~21:00

 休 み : 不定休

 料 金 : 大人500円    小人300円







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源流の宿「帆山亭」

黒川温泉「帆山亭」で入浴しました。





「帆山亭」は、九州自動車道熊本IC から車で約1時間、全国的にも人気の高い

黒川温泉郷に点在する宿の一つ。





筑後川の源流沿いの緑に囲まれた閑静な処に建ち、

11の離れ部屋全てに露天風呂と内湯がある泊まり客に人気の宿だ。





ここが母屋。

熊本県らしくクマモンが入口で出迎えてくれた。





大露天風呂は 「天狗の湯」 と 「仙女の湯」 があり、

今日の男湯(混浴)は「仙女の湯」であった。

脱衣場は黒川温泉郷でよく見られる木製棚に籐籠の落ち着いた造り。

燻した竹筒をドライヤー入れにしていたり、ゴミ箱に「護美箱」と表したりと

なかなか演出が凝っている。





渓流沿いにある「仙女の湯」露天風呂。





浴槽は 熱湯 と ぬるめの寝湯、 湧水風呂 の3槽に分かれている。





残暑厳しい中、川風で揺れる木々から漏れる日光はとても柔らかく 心地よい。





泉質は 含硫黄―ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉(中性・低張性・高温泉)

源泉温度 78.6℃    湧出量37.2㍑/min 

湯温は実測37.8℃でゆったりと長湯ができる。湯質も硬さがなく万人向けする湯だ。

湯色は無色透明だが、表面に僅かな緑白色が見られる。

右の写真は湧水風呂。水温19℃と冷たく、指先がジンジンと痺れる感覚が堪らなかった。





露天に飲泉ができる場所があり、味わってみると微量の硫黄味を感じたが、

飲みづらさは無かった。大人2杯までと書いてあったが一気に4杯飲み干した。


 


「仙女の湯」から見えた「天狗湯」清掃時間だったらしく暖簾も外されており、

女性客がいないのを確認してパチリ。

撮影した境界には小さめの仕切り板があり固定されているので出入りできない。

混浴風呂となれば入り口は一緒ということになるのであろうか ……





湯屋の入り口に掲示されていた温泉分析表。(平成7年時)





一方で「仙女の湯」の脱衣室に掲示してあった分析書(平成17年時)は

泉質 単純温泉  

源泉温度28.7℃   湧出量142㍑/min  PH値6.9



湧水の分析書ではないので、2つの源泉を混合した湯が浴槽に使われているのだろうか?


次回の訪問時に真相を明らかにしたい。



【源流の宿「帆山亭」】情報


 住 所 : 熊本県阿蘇郡南小国町東奥黒川温泉6346

 電 話 : 0967-44-0059

 時 間 : 8:30~20:30

 休 み : 無休

 料 金 : 大人500円    小人300円






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takeさん
性別:
男性
職業:
嘱託職員
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温泉と食べ歩き
自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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