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温泉ソムリエtakeさんの温泉日和

温泉はやっぱり活きているんだなということを最近つくづく実感しています。季節や時間帯、気象条件などで、入浴するたびに                  以前とは違う何かを発見し、ワクワクできる。そんな喜びと感動を求めてこれからも気ままにのんびりと入湯を楽しんでいきます。

   

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吉田温泉「亀の湯」

宮崎県えびの市にある吉田温泉「亀の湯」で入浴しました。






えびの市中心部から車で10分。閑静な山間にある共同浴場で、1913年(大正2年)創業は

宮崎県で最古になるらしい。

建物の入り口にはバス停留所に似せた案内板があり実にユニーク。

これはあくまで目印であって、もちろんバスは停車しない。





男女の湯は固定になっていて、暖簾を潜ると無人の番台がある。

ネット情報通りの料金箱(空き缶)がテーブルに置かれてあったが、

缶には手書きで350円と書かれていたので不足分の50円を駐車場まで取りにいく。





脱衣場は目隠しとなるカーテンもなく共同浴場らしい開放感がある。

一見整理されているようだが見ようによっては雑然と置かれた籠がとてもマニアックで良い。





地域の温泉場という雰囲気漂う浴場には2つに仕切られた浴槽。

合せて6~7名が浸かれる広さである。

湯はやや白濁しており、底部がうっすらと判る程度。湯口側(右)が浅めで少し温かく、

やや深い左側の湯船は仕切りの切れ目から湯が流れ込むのでぬるい。






泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉  源泉温度39度

湯船の縁や湯口は赤色の析出物でみごとにコーティングされている。





湯質は意外と柔らかく滑らかな肌触りで、硬さは感じられない。

湯温も37~38度くらいでゆったりと楽しむことができる。

飲泉すると金気味と微かな塩味が口内に拡がる。

湯口からの注入量が多くないためか、全体的に湯力があまり感じれなかったが

鄙びた雰囲気と開放感には充分満足できる。





しばらく貸切状態で浸かっていると、地元のご老人が来館されたので

姿勢を正し、軽くご挨拶するとご老人から声がかかる。

宮崎の方言?はなかなか理解しづらかったが、なんとか受け答えできたようだった……

返ってくる言葉も方言、さらに風呂場で声がハウリングするので断言はできないが


道路を挟んだ反対側に、素泊まりできる和室がある事をおしえてもらいましたぞ。








【吉田温泉「亀の湯」】情報


 住  所 : 宮崎県えびの市晶明寺672

 電  話 : 0984-37-1446

 時  間 : 6:00~22:00

 休  み : 無休

 料  金 : 大人300円   小人130円   幼児60円

       素泊まり 2000円~










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大洞窟温泉「山海館」


湯の児温泉「山海館」
で入浴しました。





薩摩おれんじ鉄道水俣駅から車で10分、海岸線に建ち風光明媚なロケーションと

手掘りの洞窟風呂が有名な老舗旅館である。





6階の位置になるロビーからエレベーターで1階まで降りると海岸にでる。

オレンジ色した新館の隣には創業昭和30年木造5階建ての旧館「磯館」が現存しており、

唐破風や千鳥破風づくりの重厚な和風建築様式が当時の栄華を創造させてくれる。





洞窟風呂は新館エレベーターを降りて旧館の長い廊下を進んだ奥にある。


 


男女湯は固定式になっている。男性側の脱衣場は木目を活かした落ち着いた雰囲気


 


洞窟の湯船の中から見た洗い場。





 脱衣室のドアを開けて浴場を見た写真。





荒々しく削られた洞窟が薄明かりに照らされとても幻想的。

歩く波で揺れる白濁した湯の道が20メートルくらい続いている。

天井も高く掘られているので圧迫感をまったく感じない


 


洞窟の中間くらいでこのような表示の扉があった。

男女の洞窟風呂は入り口は別だが、途中で交差する造りになっており、

この先の露天風呂までが時間帯で女性限定になるようである。





洞窟風呂を進むとガラス越しに青い空とオーシャンビューが観えてきた。

自然光が差し込むここにも洗い場があり、使い勝手が良い。


 


FRP製の露天風呂である。8名くらいが浸かれる広さがある。 

浴槽には水中ライトが埋め込まれていて夜間入浴はとても神秘的な光が浮かび上がるのだ。

宿泊した者だけが味わえる特権というやつなので、カネと時間を捻り出して

いつか泊まらなければと思うのであった。


 


眺望がすばらしい! 

今日は真夏の暑さのせいで海風もモアッとしていてあまり快適?とはいえなかったが、

山間部に住む僕にとって海は憧れの地であり、日よけ用のタオルを頭に乗せ、 

海潮の匂いを嗅ぎながら展望露天をゆっくり楽しませてもらった。


 


泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉   旧称 : 含食塩重曹泉 

源泉温度52.3度  PH値6.8  成分総計2084g/㎏   地下150mからの湧出量210ℓ/min 

石灰華した析出物がお見事である。 源泉掛け流しでこれだけ無色透明な湯が湯船に

はってあるということは 注入量が多く、酸化が進んでいないということなのだろうか。 

飲泉すると、淡塩味と金気味を感じた。炭酸味はほとんどない。但し、これはあてにならない。

なぜならほぼ毎日長湯温泉の炭酸泉を飲んでるため微妙な炭酸味を繊細に感じられなく

なっている可能性もありうる僕の舌。 

湯質は非常に柔らかく湯上り後に肌がつるつるした感触になる、所謂美人湯 ということだ。 



 


男性湯には乾燥サウナがあり、時間帯で女性も使えるようだ。  

洞窟温泉で僕が過去入湯した中でも最高ランクの温泉だった。




【湯の児温泉「山海館」】情報 


 住   所  :  熊本県みなまた市浜4083 

 電   話  :  0966-63-1092 

 時   間  :  10:30~14:30 

 休 み : 無休 ※メンテナンス休み有り 

 料 金 : 大人700円   小人400円






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湯浦温泉「亀井荘」


熊本県芦北町にある湯浦温泉「亀井荘」で入浴しました。





八代市から国道3線を南下し湯浦交差点を左折すると湯浦川沿いに建つ

湯浦で唯一の温泉旅館にようやくたどり着いた。





ネットで検索すると 旅好き達からの評価が頗る高い。僕もそれを体感したく、今年3月に

買い換えた中古の軽自動車を根性走りさせ約5時間かけて訪問したのである。

館内に入ると、最近内装をリニューアルされたようで、壁や廊下がピカピカだ。




脱衣場も小ぶりながら新しく、衛生管理も行き届いていた。





浴槽、浴場内も新しく綺麗。アメニティも充実している。浴槽は10名位が浸かれる広さがあり、

改修前よりかなり広くなったそうである。




泉質は弱アルカリ性単純温泉。源泉温度39.7℃、湧出量122㍑/min。

加温加水なしの掛け流し式である。





湯色は無色透明でトロトロ感があり、湯口から注がれる湯量が多いので

湯の状態がとてもフレッシュだ。





微かに硫黄臭が漂う僕の好きなタイプの温泉。





湯も長湯が楽しめる最適温度で、高評価とおりの納得の良泉に出会え、

良い日帰り旅ができたのである。




【湯浦温泉「亀井荘」】情報


 住  所 : 熊本県芦北郡芦北町湯浦66

 電  話 : 0966-86-0063

 時  間 : 15:00~22:00

 休  み : 不定休

 料  金 : 大人200円   小人100円









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暑さが半端ない

今日の最高気温が35度。あまりの暑さに全身汗だく

先日トライした「法華院温泉」トレッキングから3日が経過し、ようやく脚の疲労も癒えたので、

隣町にある市営プールに行って体力強化を目的?に泳いできました。






大分県豊後大野市三重町にある大原総合体育館(フレッシュランドみえ)の中に

温水プールがある。 僕は年に数回利用するのだが、概ね夏場のこの時期に集中する。






料金は大人320円。自動券売機で利用券を購入し、プール入口の受付に渡して署名をする。





履き物を脱いで鍵付きのロッカーに衣服をつめこむ。水着に着替えプールまでいったが、

プールキャップをカバンに忘れていたので慌てて取りに戻る。





25メートルプール。6つのレーンがあり、「親子」、「歩行」、「初心者」、「中級者」、「上級者」に

分かれている。水温は30度前後であろうか、温くもなく冷たくもない。

2階には観覧席もあり、夏休みに入ると、父兄や祖父、祖母達でけっこういっぱいになるのだ。

因みに、噴水や滑り台のついた子供が楽しめる浅いプールもある。





入水時にはカラフルな水着にゴーグル姿の乙女?達が歩行レーンを占領していたので

唯一空いていた上級者コースに厚かましくも浸かったのであった。

ストレッチや全身運動を加えたマイスタイルで基本は水中歩行オンリー。

30分程経過すると、出っ腹中年おやじの僕とは比べものにならない、水泳選手みたいな若者が

プールサイドに登場したところで素早く乙女達が群がる歩行浴レーンに移動する。

入水して1時間30分が経ったころ、無理しすぎたのか左足が攣ってしまい、コースロープ?に

しがみ付いて揉み解していると、「ロープが切れるよ!」とおば様からお叱りというか

ご指導をうけた……これが潮時と判断し水中運動をお開きにした。





プールサイドにはジャグジー風呂があり、ゆっくり浸かって筋肉を解す。

地下水を温めた湯なので、鉱泉みたいなもの。塩素臭も強くなくリラックスして楽しめた。



【フレッシュランドみえ】情報


 住 所 : 大分県豊後大野市三重町百枝1086-35

 電 話 : 0974-22-3380

 時 間 : 10:00~21:00

 休 み : 火曜日(祝日は翌日)

 他にアリーナとレーニングルームがある




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山鹿温泉「桜町温泉」

熊本県山鹿市にある「桜町温泉」で入浴しました。







市内の中心地から狭い路地に入ったところにある共同浴場で、

昔ながらの情緒が感じられる温泉場である。





入口に番台があり、入湯料150円を支払う。

脱衣場は明るく掃除も行き届いていた。





浴場には大小3つの浴槽があり、合わせて12~13名位が浸かれる広さである。

泉質はアルカリ性単純温泉で。 源泉温度40.7度、 PH値8.2の弱アルカリで

山鹿温泉に多い無色透明なツルツルした肌触りの上質泉だ。

浴槽ごとに温度が違うので長湯ができ、鮮度の良い美肌の湯をじっくり楽しませてもらった。





【桜町温泉】情報


 住  所  :  熊本県山鹿市山鹿957-3

 電  話  :  0968-43-6659

 時  間  :  4:30~12:00     13:30~21:30

 休  み  :  第1、第3、第5金曜日

 料  金  :   大人150円    小人50円

        
      石鹸類無し、駐車場有り



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嘱託職員
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自己紹介:
温泉好きが高じて大分県に定住。麦焼酎とトマトとカボスがあればご機嫌な中年親父。スィーツも好きだけど、洋物より和菓子!
温泉ソムリエの認定を受け、温泉地の「温泉分析表」を見ながらの体感にハマってます。

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